BVP C-218 | ||
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製造開始 | 2018年 | |
運用者 | チェコ=スロバキア連邦軍(チェコ=スロバキア連邦共和国) | |
製造総数 | 107両(製造中) | |
性能諸元 | ||
全長 | 7.02m | |
全幅 | 2.67m | |
全高 | 1.85m | |
重量 | 22t | |
乗員数 | 2名+兵員12名 | |
装甲・武装 | ||
装甲 | ||
主武装 | RCWS-30 など105mm低圧砲砲塔まで搭載可能 | |
機動力 | ||
最高速度 | 105km/h | |
エンジン | 直列6気筒ターボチャージャー付き液冷ディーゼル (445 hp) | |
行動距離 | 700km |
BVP C-218はシュコダ社が、BVP C-80の後継として設計開発したモジュラー構造式の多目的装甲車(装輪装甲車)である。
C-218は8輪式である。車体の防御力は7.62mm徹甲弾から14.5mm徹甲弾の直撃にも耐えられ、車底を逆V字型にしている。また注文に応じて増加装甲を取り付けることも可能である。
運転席は車体前部左側に付いており、運転手は3基のペリスコープによって前面視界を確保するが、うち一つを暗視装置に付け替えることもできる。歩兵戦闘車としての運用を前提に砲塔を搭載しても6名の兵員を乗車させることができるが、砲塔を外して装甲兵員輸送車とした場合は12名の兵員を乗車させることが可能である。また空輸にも対応している。
武装については、各種の砲塔やRWS、ピントルマウントを装着することが可能である。現在チェコ=スロバキア連邦軍での武装は30mm ATK Mk 44 ブッシュマスター II チェーンガン1門(弾薬:榴弾140発と徹甲弾60発)と同軸の7.62mm機関銃1挺(弾丸460発)、2発のスパイク LR対戦車ミサイルであり、それらは全てRCWS-30 RWSに搭載している。この他にも、車体後部上面に2基の3連装76mm煙幕弾発射器を搭載している。
KBVP (kolové bojové vozidlo pěchoty)
基本型の歩兵戦闘車仕様。72輌を受領。
KBV-Pz (průzkumné kolové bojové vozidlo)
戦場監視レーダーを搭載した偵察仕様。16輌を受領。
KOT-VOV (kolový obrněný transportér - velitelské obrněné vozidlo)
指揮通信車。11輌を受領。
KOT-Zdr (kolový obrněný transportér zdravotnický)
戦場救急車。4輌を受領。
KOT-Ž (kolový obrněný transportér ženijní)
戦闘工兵車。4輌を受領。
基本型の歩兵戦闘車仕様。72輌を受領。
KBV-Pz (průzkumné kolové bojové vozidlo)
戦場監視レーダーを搭載した偵察仕様。16輌を受領。
KOT-VOV (kolový obrněný transportér - velitelské obrněné vozidlo)
指揮通信車。11輌を受領。
KOT-Zdr (kolový obrněný transportér zdravotnický)
戦場救急車。4輌を受領。
KOT-Ž (kolový obrněný transportér ženijní)
戦闘工兵車。4輌を受領。
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