E/SVQ-14
最終更新：
arsenal_002 2020年08月10日(月) 22:24:22履歴
E/SVQ-14 | |||
| 運用者 | エーレスラント海軍 | ||
| 種別 | 光学監視照準装置 | ||
仕様 | |||
| 重量 | 182695kg | ||
| 直径 | 627cm | ||
| 全長 | 118cm | ||
| 使用周波数 | 遠赤外線 可視光 近赤外線 | ||
| 探知高度 | 800km | ||
| 探知距離 | 1820km(RCS=0.1��) 1050km(RCS=0.001��) | ||
| 素子 | ヒ化ガリウムアルミニウム | ||
| 素子数 | 120億個以上 | ||
| 利用電源 | 7700V | ||
| 運用プラットフォーム | ディシェベルト級ミサイル巡洋艦? エシャロット級ミサイル駆逐艦 ファン・ホルテン級ミサイル巡洋艦 ザイツェフ防空コマンド? | ||
電子光学センサーであるE/SVQ-14はテミスシステムのために開発された。小型艦においてはメジャーな探知手段である電子光学センサーだが、対妨害性とアンチステルス性を買われて大規模な光学監視スイートが採用されることとなった。テミスシステムを構成するレーダー(特にE/SPY-7)の発熱量が大きく、大規模な強制冷却系が艦の内外船殻の全周に渡って整備されており、感光素子の冷却にも都合が良いという要素も採用理由とされている。フェイズドアレイレーダーに似た200インチのプレーナアレイが艦橋上部に窓のように貼り付けられている。『窓』は厚さ7mmのサファイアガラスでシールされており、内部に積層型CMOSイメージセンサが設置されている。AlGaAs撮像素子を利用した表層結合型クアッドセルと呼ばれる構造で、垂直分光により1画素で異なる4波長(FIR+NIR〜可視光3波長)を信号に変換できる。CCDよりもセルあたりの感度や要求される冷却レベルでは劣るものの、大利得化と艦艇の豊富な電源でこれを克服した。得られた情報はテミスシステムの戦術意思決定リソースとして利用される。ローデータの他に、近年の電子光学技術のブレークスルーを鑑みて、後日のアップデートに備えた独立したプロセッサを有している。これには射撃管制システムと監視システムが含まれており、個艦防空ミサイルや近接防空手段の自律火器管制にも利用できる。この特性から、SVQ-14は『テミスの眼』と呼ばれている。
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