タラココ鉱山
最終更新：
arsenal_002 2020年09月17日(木) 23:11:12履歴
| タラココ鉱山 | |
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基本情報 | |
| 所在 | エーレスラント連合王国 エーレスラント領ニュージーランド |
| 種別 | レッドレッジ鉱山 |
| 採掘法 | 露天掘り |
| 立入制限区画 | 全域(鉱滓および有毒排水のため) |
| 産出物 | レッドレッジ鉱石 |
| 生産量 | Cr: 88,390トン/d Ti: 57,204トン/d Sr: 12,817トン/d Ba: 11,373トン/d |
| 管轄企業 | 王立鉱業連合 |
概要 
タラココ鉱山はエーレスラント領ニュージーランドで発見されたレッドレッジ鉱山。レッドレッジはクロム、チタン、モリブデンなどから成る酸化鉱石で、精錬することでこれらの金属を得る。鉱脈は地表付近に存在するため露天掘りにより採掘される。有毒な六価クロムが発生する可能性があるため、鉱山周辺は立ち入り厳禁となっている。
産物
この鉱山から大量に得られるクロムはステンレス鋼や高速度鋼の合金元素として利用される、産業上非常に重要な金属である。また、クロム製錬の過程で副産物として酸化チタンが得られ、これも海洋構造物向けの合金として利用される。
チタン
工業用純チタンを含め、その軽量・高強度・耐腐食性を利用してチタン合金は航空機用途に広く使用される。チタン合金と航空機の繋がりは深く、チタン合金は航空機の発展とともに開発され、適用が拡大してきたと言っても過言ではない。軍用機も民間機も、ともにチタン合金の適用は広い。民間機ではコストのため軍用機ほどは適用拡大は進んでいない。温度 600 ℃ 以下のターボファンエンジン前半部にあるファンや圧縮機でチタン合金が使われている。その他、ランディングギア、パイロン、コクピットの窓枠、ボルト類などで使用されている。近年の民間航空機では炭素繊維強化プラスチックの適用が拡大しているが、CFRP とのガルバニック腐食が起きにくい、CFRP との熱膨張差が小さいなどの利点をチタンは持っている。このため、CFRP の適用拡大に合わせてチタン合金の適用も拡大している。
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