| カルナ軽戦車 | |
|---|---|
| 基本情報 | |
| 種類 | 軽戦車 |
| 運用者 | インド陸軍 |
| 建造 | 2018〜 |
| 製造 | インド重工業 |
| 性能 | |
| 全長 | 9.1(m) |
| 全幅 | 3.2(m) |
| 全高 | 2.4(m) |
| 重量 | 33.4(t) |
| 懸架方式 | イドロプヌマティク方式 |
| 速度 | 70(km/h) |
| 主砲 | 60口径105mm滑腔砲 |
| 副武装 | M240:7.62mm機関銃(主砲同軸) 12.7mmM2重機関銃+Mk.19 自動擲弾銃 RWS(Remote Weapon System) 発煙弾発射機 |
| 装甲 | 複合装甲/均質圧延鋼装甲/ERA/NERA |
| エンジン | インド重工業製120系 水冷ターボチャージド・ディーゼル(1,000hp) |
| 乗員 | 3名(操縦手+砲手+車長) |
開発経緯 
インド陸軍がチベット等の山岳地帯やビルマ等の森林・泥濘地帯で活動できる新型軽戦車を求めて開発された新型軽戦車。かつて大戦期や冷戦初期に流行した軽戦車を今新たに開発するという選択肢をインド陸軍がとった理由は複数挙げることが出来る。
1つには歩兵主体の戦場である山岳地帯や森林・泥濘地帯において戦車に準ずる火力を持った戦力は非常に強力であるということ。もう1つには、軽量であるため輸送機に積載することが出来、戦略的輸送能力が圧倒的に上昇するというものである。
インド陸軍が重要視している地域にはジャンムー＆カシミール地方とビルマ国境地帯が存在する。どちらも従来型のT-90/T-72/スーパーアージュンでは満足に任務を遂行することが出来ない地域である。
そのため従来環境ではAFVが存在せず、戦闘ヘリといった航空戦力及び砲兵による支援火力が主なものであった。そのため中国等が開発して使用している15式軽戦車に対応することが出来なかった。15式軽戦車に対する対策として本車両の開発が2015年にインド重工業でスタートした。
開発には難航したが、3年間という短期間で設計を成功させることが出来た。また本戦車を基にした輸出用戦車が存在する。
1つには歩兵主体の戦場である山岳地帯や森林・泥濘地帯において戦車に準ずる火力を持った戦力は非常に強力であるということ。もう1つには、軽量であるため輸送機に積載することが出来、戦略的輸送能力が圧倒的に上昇するというものである。
インド陸軍が重要視している地域にはジャンムー＆カシミール地方とビルマ国境地帯が存在する。どちらも従来型のT-90/T-72/スーパーアージュンでは満足に任務を遂行することが出来ない地域である。
そのため従来環境ではAFVが存在せず、戦闘ヘリといった航空戦力及び砲兵による支援火力が主なものであった。そのため中国等が開発して使用している15式軽戦車に対応することが出来なかった。15式軽戦車に対する対策として本車両の開発が2015年にインド重工業でスタートした。
開発には難航したが、3年間という短期間で設計を成功させることが出来た。また本戦車を基にした輸出用戦車が存在する。
性能
他の第3.5世代戦車に対応するものではないが、初期の第3世代戦車であれば勝負になることもある。充実したセンサー及び弾道計算機等のヴェトロニクスが装備されている。
スーパーアージュン等の経験が生かされ、走攻守が高い位置でよくまとまったよい戦車である。
スーパーアージュン等の経験が生かされ、走攻守が高い位置でよくまとまったよい戦車である。
火力
新規開発された60口径105�亞蟾佶い�主砲となっている。この主砲は770MPaという高腔圧を誇っている。また発射可能な弾薬の中に存在するIHA-10 APFSDSは2000mの距離に存在する均質圧延鋼板を600mm貫徹することが出来る。
小隊統制射撃能力を有しており、硬装甲目標であっても小隊統制射撃による対応を行うことが出来る。
射程7km 貫徹力1,200mmを誇る砲発射式対戦車ミサイルを搭載している。対戦車戦闘において十分な能力を有している。
自動装填装置を搭載しており、装填手を戦車から追い出し、乗員を3名に抑えることに成功している。
搭載している副武装として12.7mm重機関銃とMk.19 自動擲弾銃、発煙弾発射機が存在する。このうち12.7重機関銃及びMk.19 自動擲弾銃はRWS化されており、車体内からの遠隔操作による射撃が可能。
自動擲弾銃はエア・バーストモードや大仰角による遠距離攻撃を行う。
小隊統制射撃能力を有しており、硬装甲目標であっても小隊統制射撃による対応を行うことが出来る。
射程7km 貫徹力1,200mmを誇る砲発射式対戦車ミサイルを搭載している。対戦車戦闘において十分な能力を有している。
自動装填装置を搭載しており、装填手を戦車から追い出し、乗員を3名に抑えることに成功している。
搭載している副武装として12.7mm重機関銃とMk.19 自動擲弾銃、発煙弾発射機が存在する。このうち12.7重機関銃及びMk.19 自動擲弾銃はRWS化されており、車体内からの遠隔操作による射撃が可能。
自動擲弾銃はエア・バーストモードや大仰角による遠距離攻撃を行う。
主砲性能
| 種別 | 後装式滑腔砲 |
|---|---|
| 口径 | 105mm |
| 口径長 | 60口径 |
| 重量 | 1,500kg |
| 作動機構 | 垂直鎖栓式閉鎖機 |
| 砲架 | 車載砲 |
| 薬室圧力 | 770MPa |
| 砲口初速 | 1,760m/s |
| 発射速度 | 12発/分 |
| 砲弾 | APFSDS 対人曳光弾 榴弾 対戦車榴弾 粘着榴弾 白燐焼夷弾 空包 演習弾 キャニスター弾 |
防護力
基本的には均質圧延鋼板で防護されているが、ERA/NERAによる増加装甲及び車体正面および砲塔正面には複合装甲が使用されている。基本的な防御力は第3.5世代戦車には及ばないが、砲塔正面のみ第3.5世代に匹敵する防護力を備えている。
装甲の他にはアクティブ防護システム(APS)が搭載されており、飛来するタンデムHEAT弾やAPFSDSを叩き落してくれる。仮に被弾した場合であっても良好な車体配置により爆風は外に逃げるブローオフパネル方式が取られている。
砲塔後部には工具箱が設置されており、被弾時には空間装甲の役割を果たす。サイドスカートを装着しており、側面からの攻撃にも耐性を得た。
装甲の他にはアクティブ防護システム(APS)が搭載されており、飛来するタンデムHEAT弾やAPFSDSを叩き落してくれる。仮に被弾した場合であっても良好な車体配置により爆風は外に逃げるブローオフパネル方式が取られている。
砲塔後部には工具箱が設置されており、被弾時には空間装甲の役割を果たす。サイドスカートを装着しており、側面からの攻撃にも耐性を得た。
機動力
車体が軽量であるため非常に軽快に機動する。山岳地及び泥濘森林地帯での利用を目的に開発されてるため当然ではあるが不整地踏破性能が高い。
懸架方式にイドロプヌマティク式(ハイドロ式)を採用したため、車体高の変更および姿勢制御が可能となっている。この点においては日本で製造された74式戦車と似通った特性を持つ。
山岳地帯における姿勢制御は非常に有用であり、砲塔のみを出して射撃する稜線射撃を容易に行う事が出来る。
エンジンには通常の水冷ターボチャージドディーゼルが使用されているが、戦車には珍しくツインターボを搭載しており、高地という厳しい環境における動作を保証している。
過給機を動作させることによって1,250hpに馬力を向上させることが出来るが、平地でやるとエンジンを痛めてしまうため、動作は高地に制限されている。
車内燃料のみを使用した場合500kmまで行動することが出来る。車体外に増槽を付けることも可能でこの場合は700kmまで行動することが出来る。
懸架方式にイドロプヌマティク式(ハイドロ式)を採用したため、車体高の変更および姿勢制御が可能となっている。この点においては日本で製造された74式戦車と似通った特性を持つ。
山岳地帯における姿勢制御は非常に有用であり、砲塔のみを出して射撃する稜線射撃を容易に行う事が出来る。
エンジンには通常の水冷ターボチャージドディーゼルが使用されているが、戦車には珍しくツインターボを搭載しており、高地という厳しい環境における動作を保証している。
過給機を動作させることによって1,250hpに馬力を向上させることが出来るが、平地でやるとエンジンを痛めてしまうため、動作は高地に制限されている。
車内燃料のみを使用した場合500kmまで行動することが出来る。車体外に増槽を付けることも可能でこの場合は700kmまで行動することが出来る。
センサー
火器管制用レーダー・FLIR・ペリスコープ・捜索用レーダー・火器管制用レーザー・光学監視機器・通信用アンテナ・レーザー警戒装置等の充実したべトロニクスを保有している。
車長用及び砲手用ペリスコープには4K映像を映し出すカメラが使用されている。これはエーレスラント軍に次ぐ快挙であり、充実した情報を乗員にもたらす。
操縦手には操縦用として車体前方・後方・側方にカメラが4基設置されており、死角となる箇所であっても把握することが出来る。充実したセンサー類によって先に敵を発見し、戦闘のイニシアティブを得るようになっている。
車長用及び砲手用ペリスコープには4K映像を映し出すカメラが使用されている。これはエーレスラント軍に次ぐ快挙であり、充実した情報を乗員にもたらす。
操縦手には操縦用として車体前方・後方・側方にカメラが4基設置されており、死角となる箇所であっても把握することが出来る。充実したセンサー類によって先に敵を発見し、戦闘のイニシアティブを得るようになっている。
C4ISR
- インド戦術データリンク
- 戦域防空データリンク
- 小隊統制射撃データリンク
- 航空支援要求データリンク
充実したC4ISRシステムにより共通作戦状況図を作成することが可能となっており、敵・自車の位置及び友軍の残弾数などの情報を把握することが可能となっている。
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