架空国家を作ろう 第2.6世界線 - TICAS
TICAS(Tactical Intelligent Combat Air System)
開発者エルサレム・システムズ
開発国マシュリク共和国
運用国
HATO空軍コンソーシアムに於いてエルサレム・システムズが開発中の戦術航空AI.空域レベルでの戦術意思決定システムと操縦AIを統合した物で,各ノードによる分散処理採用によりネットワーク障害に対する耐性を得た.データリンクはMADLを採用し一般的にはセンサーノードとUAVにより構成されるが有人機が加わる事も出来る.基本的には空域全体の最適化を優先するが通信障害発生時は自立モードに切り替わり,このまま任務を遂行する.
操縦AIはF-16のシミュレーターによる模擬編隊空戦では人間パイロット相手に交換比10以上の文字通り無敵の結果を残した.尚,戦闘に最適化されたUAVは人間が乗ると言う制約とそこからくる疲労という概念が無いため実際には更に有利で有ると見られる.空戦以外のミッションも全てにおいて人間を圧倒する成果を挙げた.その後実機を用いた模擬空戦が行われたがキルレシオは更に開き実際の空戦でも有効で有ると示した.
航空機並びにパイロット性能を固定し交換比を1とした戦術シミュレーションでも人間プレーヤーと常に互角以上であった.
本システムは飽くまで戦術レベルの域を出ないがマシュリク国防軍はやがてこのコンセプトを戦略レベルまで広げる事が構想している.
本システムはまだ実用化段階では無いがやがて人間の空軍からのパラダイムシフトを構成すると目されている.
本システムは存在が機密指定され情報公開は皆無で有る.唯一判明しているのはプログラムコストが1兆リヤル以上と文字通り爆発しており予算のブラックホールと化している事だけで有る.

関連項目