架空国家を作ろう 第2.6世界線 - T-99 (クヴェンランド)
クルクリ統合戦闘プラットフォーム 主力戦車 T-99AdMAT
基本情報
種類主力戦車
運用者クヴェンランド統一共和国(予定)Joulupukki Co.(予定)
建造不明
製造ヤーティッコ設計局?
性能
全長9.7(m)
車体長7.82(m)
全幅3.53(m)
全高2.4(m)
重量53.4(t)
懸架方式独立懸架トーションバー
速度70km/h(整地)50km/(不整地)
航続距離452km、外部タンク搭載時570km
主砲D-96 51口径125mm滑腔砲(ガンランチャー)
副武装12.7mm KNN重機関銃(対物・対空)7.62mm AZSMT機関銃(主砲同軸)
装甲セラミック系モジュラー複合装甲(砲塔前面および車体前面)均質圧延鋼板(車体)クールトゥカ-3爆発反応装甲
エンジンV-95 4ストロークV型12気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル1,555hp
乗員4名

概要

枯れた技術の寄せ集め
Advanced Main Assault TankでAdMAT(アドマット)

開発

工事中
メモ:旧スカンジナビア系技術者と世界各国の元技術者によるAdMATプロジェクトによって開発が始まった。
準旧型の主力戦車達の特徴を最新の技術によりデメリットを最小限に抑え、性能を最大限に高めた。

構造

同設計局では伝統的に3人乗りの戦車を製造してきたが。ヨウルプッキの機構が大型化ようになってからは戦車の運用方法について大きく変わることになった。つまり戦車を使用した大規模な戦闘が起こりうる為、燃料弾薬の補充や車体整備や周辺警戒など非乗務任務時の負担増や、乗員が死傷した際交代要員がいない冗長性の不足などのデメリットの部分が大きく目立つことになる。
このようなデメリットを抑えるためAdMATではあえて自動装填装置を排除し4人乗りの戦車になった。
さらに過酷な状況にも耐えられるように装甲と拡張性も非常に高い。
また、搭乗員の安全を最大限に確保する為それぞれ個別の装甲カプセルに収められており、被弾時の爆発や炎上から保護されるようになっている。

装甲

車体前面および砲塔前面には、モジュール化した複合装甲が使われている。
その防御力は現時点でも世界最高クラスとも言われている。セラミックは硬度があるぶん割れやすい素材だが、APFSDSなどのように、セラミックが割れる速度より高速で衝突してくる物体に対してはその硬度を防御力に転換できる為、劣化ウランなどの重金属装甲よりも軽量化することができる。
装甲をモジュール化する目的は、装甲機能と骨格となる構造が別になることで、新型装甲の開発時に容易に交換できることと、被弾し装甲にダメージを受けた時に容易に交換が可能なことなどが挙げられる。
砲塔前面の複合装甲が垂直の平面で避弾経始を考慮していないのは、装甲を傾斜させると前面投影面積あたりの重量が増加し車内容積が減少する点のほか、高速で衝突し流体状の振る舞いで貫通するAPFSDSに対しては装甲傾斜による避弾経始が意味を成さないこと、また、傾斜させずともそれに耐えられるだけの装甲材の開発に成功したことなどが理由に挙げられている。
軽量化とモジュラー装甲化され尚且つ余裕に富んだ設計の恩恵から複合装甲の上にさらに爆発反応装甲の装備も可能である。

主砲

AdMATの主砲D-96 125 mm 滑腔砲は、T-81U(クヴェンランド)の主砲D-85の改良型であり現在でも中々の性能、有効射程が大幅に伸びた。戦車砲弾以外にも射程約5,000メートルのスヴィーリ対戦車ミサイルを発射可能であり、ガンランチャーとしての機能も持つ。
照準具安定装置、熱線映像装置、各種のセンサーと連動したデジタル計算装置といった最新に近い射撃管制装置を備えている。照準具安定装置の自動追尾機能は車体が揺れたり方向転換しても常に目標を捉え続け、砲を目標に指向できる。
射撃管制装置がレーザー測遠機や砲耳軸傾斜計、装薬温度計、横風センサーなどから送られてくる情報を計算し、弾道へ与える各種要素を割り出す。そして照準装置への入力・設定を照準制御器に送り、砲弾は的確な軌道を描き目標に命中する。これら最新技術が導入された射撃管制装置や自動装填装置を用い、射撃には大容量のデジタル弾道コンピューターとジャイロを併用することで、目標及び自らが移動していたとしても高精度な行進間連続射撃が行え、急激な制動で車体が前後に傾いた状態でも正確な射撃が可能となった。
およそ時速40kmで動きながらの距離3,000mの動目標に対しての行進間射撃において初弾命中率92%の精度であり、また、一分以内に最大6目標を同時に追尾し攻撃することが可能である。

使用弾種の内、APFSDSの弾芯には有り余っている劣化ウランを使用し、装甲貫徹力を高めている。
貫徹力は2,000mの距離から均質圧延鋼板に対して撃った場合、およそ650mmとなっている。また、摩擦熱により侵徹体から生じた粉末の発火により、焼夷効果も得られる。

多目的対戦車榴弾のD903Aは成形炸薬弾である対戦車榴弾に、爆発時に金属弾を飛散させる機能を追加し、広範囲を攻撃できるようにしたもの。装甲車などは十分に撃破できるが、破片が広がる範囲は専用の榴弾に比べて狭い。
歩兵やトラックなど非装甲の対象にも有効であるほか、徹甲弾では貫通するのみの建物やバンカーにも爆発で打撃を与えられる為、目標が不明な時はこの砲弾を装填しておく。
装填時に近接信管に切り替えることでヘリコプターを攻撃することができる。弾頭部に装弾筒をつけることにより空気抵抗が減少し、有効射程は最大4,000mと長い。遠距離における命中率も高いが径が比較的小さいため装甲貫徹力はやや少ない。

機動性

クルクリ共通プラットフォームの動力であるV-90 4ストロークV型12気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼルエンジンは1,555hpと優秀でありながら過酷な高出力下での高い耐久性を達成している。加速性能は0-200mまで22.5秒と優秀な部類である

その他装備

データリンク
AdMATは高度なデータリンクシステムを装備しており、データリンクの充実やGPSの導入により、同士討ちの危険や、移動時に道に迷うといった運用上の無駄を低減させているが…?

車長用独立熱線映像装置
円筒状の構造物で、赤外線カメラを内蔵しており、左右に回転することができる。AdMATの夜間戦闘能力を向上させる装備のひとつ。
その他煙幕弾の代わりにチャフを発射することもできる煙幕弾発射装置等も付いている。

拡張性

その設計思想から様々な状況での使用を想定しており、
地雷処理ローラー、マインプラウ、渡渉用キット、ドーザーブレード等のオプション装備も付けられる。
「クルクリ」プラットフォームは、同一の車体を基本とする同じコードネームの下、主力戦車や、重歩兵戦闘車、装甲回収車、重装甲兵員輸送車、戦車補助車両、また幾種類かの自走砲などの基礎機材になる為、車体についてもある程度モジュラー化されており、戦車の枠を超えた拡張が可能である。