架空国家を作ろう 第2.6世界線 - O-17
EO-17A サイドワインダー
基本情報
種類指揮通信機
任務C2ゲートウェイ
前線航空管制
通信中継
爆撃効果判定
開発国[エーレスラント連合王国]]
フォンセーズ自由国
バルカン・スラヴ連邦共和国
運用者エーレスラント空軍
ロールアウト2018年7月16日
製造ノーマン・アエロスペース
性能
乗員2名(機長、操縦士)
6名(オペレーター)
全長28.33m
全高5.76m
翼幅22.32m
空虚重量17887kg
最大離陸重量29250kg
航続距離4800km
エンジン
エンジンNEM アビリガ
全長2.88m
直径893.0mm(コア)
1,532mm(ナセル込み)
タービン翼幅810.0mm
推力62kN
燃料消費率17.2g/kWh
形式3軸ターボファンエンジン
燃料SPEL-C
燃料消費率17.2g/kWh
メインモジュール重量687kg
圧縮機5段軸流低圧圧縮機
5段軸流高圧圧縮機
タービン1段高圧・2段低圧タービン
タービン素材7GNi基スーパーアロイ
合金組成Ni: 50.2%
W: 14.87%
Re: 10.25%
Ru: 10.03%
Mo: 7.24%
Cr: 6.20%
Hf: 4.54%
Ta: 3.30%
エンジン性能
全長2.88m
直径893.0mm(コア)
1,532mm(ナセル込み)
タービン翼幅810.0mm
推力62kN
タービン入り口流速225〜300m/s
タービン入り口温度1810℃
圧縮比24.8
ファン断熱効率96%
圧縮機断熱効率98%
燃焼温度1897℃〜2001℃
速度920km/h(巡航最大)
870km/h(経済巡航)
電子兵装
センサーE/APY-25:対地監視レーダー
E/AQE-29:赤外線探知装置
E/AAQ-37:EODAS
E/AAQ-40:EOTS
E/ASQ-239:電子戦装置
E/ASQ-242:CNIスイート
通信アセットE/UCQ-1:統合無線通信装置
E/UNX-1:統合敵味方識別装置
E/ACQ-45:LOS通信装置
E/ASQ-45:LOS電子戦支援装置
E/ASQ-47:電子妨害装置
E/GCQ-101:RSTAL端末
情報収集アセットAN/ASD-18:電子偵察スイート
AN/APR-161:統合パッシブアレイ
AN/AYQ-2B:MRA用演算装置ユニット
AN/USG-11:見通し線外通信PAAA
AN/USG-12:高速通信PAAA
AN/USG-13:衛星通信PAAA
C4IUFFS Mk.4mod12
RSTAL-ABN
NEMO B/L3
ACTN



概要

EO-17はエーレスラント連合王国で運用されている観測機である。EO-17は高高度において、音声通信やそのほかの戦場における様々なソースからの情報を変換し、配信するゲートウェイとなる。EO-17はこれら各種システムの間のギャップに橋渡しをして、異種のユーザー、ネットワーク間の通信を拡張し、状況認識を改善する。EO-17は既に空地間の兵士を繋ぐインタープリターとして開発された。。

任務

通信ゲートウェイ

個々の戦術データリンクは、戦術データリンク、共通データリンク、および兵器データリンクを包摂する、より大きな戦術データリンクネットワークの一部にすぎない。ほとんどの軍事通信プラットフォームやユニットは、個々のミッションに合わせて調整された戦術データリンク能力を備えている。これらの戦術データリンク機能は必ずしも相互運用可能ではなく、軍事ユニット間の情報のデジタル交換を妨げている。EO-17は、戦術データリンクを相互に機能させるユニバーサルゲートウェイとして機能する。

空中通信中継

EO-17はまた、空中通信中継ユニットとしても機能し、LOSの範囲内ではない戦術データリンクを装備した軍事ユニットを接続する。それらのユニットは、限られたSATCOMリソースやその他の帯域幅に制約のある視線を超えた通信方法を必要とせずに、ほぼリアルタイムで通信することが可能となった。

前線航空管制

前線航空管制任務を中心に、戦場における無線通信ノードや敵味方情報配信、地上部隊のナビゲートなどを行う。前任機のEO-6は双発ターボプロップの1000m以下を飛行する視界内観測機だが、EO-17では発達した赤外線画像装置を利用して、より安全な高高度で作戦を展開することが可能となった。

特徴

UAV指揮能力

光学観測が必要なROEの場合、機内の暗視アセットのほかにUAV観測機を指揮してより近距離での観測を行うことができる。これらのUAVは空軍基地からの遠隔操作はもちろん、EO-17に接続して機上で操縦することも可能である。シグナルをロストしたUAVに接続介入を行い、任務に復帰させたり自律帰還支援を行うこともEO-17の副次的な任務である。

通信能力

様々な周波数・規格の無線通信を受信し、それらを相互に変換して繋げる交換手の役割を担う。通信が短距離になれば出力を絞ることが可能で、非探知性の低減や帯域資源の節約に繋がる。EO-17は戦場で唯一寒剤冷却受信アレイが生きていることが保証されているユニットであり、緊急時においては微弱電波交信のハブとなる。機密の塊である通信ノードや電子偵察装置を大量に搭載して敵支配地域の上空に滞空するという任務の特性上、これらのアセットは直ちに処分できるよう機内各所に爆薬が仕掛けられている。

生残性

チタン装甲
機上前線航空管制は、敵と味方が入り乱れるFEBAの上空に長時間留まる極めて危険な任務であるため、エンジンや燃料タンクにはチタン合金製の装甲が施されている。25mm砲弾の直撃に耐えうるとされている。
片肺飛行能力
エンジンが一発停止した状態でも、もう片方のエンジンで90分の飛行が可能である。

拡張計画

電子戦過渡期ともいえるこの時代には、EMSWFが競合する可能性が高まっているため、EOメッシュのアイデアは、ニアピアに対する新たな多領域戦争のオプションを追求する方法として、エーレスラント空軍士官学校のテピュイ中将によって提案された。テピュイ教授は、スマートノードポッド(ハードポイントを備えた航空機にC2ノードを搭載した軽量ペイロード)を使用することで、特定のC2ノード航空機を配備せずに、EMSで占領された戦場でEO-17の「ブリッジング」接続とTDLサービスを多層的に提供することが可能になると提案している。例えば、インフラが限られているアフリカ地域では、「EO-17メッシュ」のコンセプトを用いてリアルタイムの戦場IR画像を作成することができ、近接敵対者がEMS上で局地的な妨害を試みた場合に有用であることが証明された。C2-meshコンセプトを多数のスマートノードを搭載した航空機に適切に採用すれば、 複数の中継ノードを備えた複雑で難攻不落で相互に強化された通信ネットワークを構築することができる。