架空国家を作ろう 第2.6世界線 - NAVCAP対艦ミサイル
NAVCAP対艦ミサイル
基本情報
種類対艦ミサイル
原開発国エーレスラント連合王国
技術協力中華ソビエト社会主義共和国連邦
バルカン・スラヴ連邦共和国
セーデルランド=ノーリス民主連邦
運用者エーレスラント陸軍
エーレスラント海兵隊
エーレスラント海軍
製造フォトネクス
性能
直径53.3cm
全長770cm(SSM型)
680cm(ASM型)
翼幅140cm
重量3,370kg(SSM型)
2,480kg(ASM型)
誘導方式赤外線画像誘導
画像ジャイロ誘導
射程300km(SSM型)
420km(ASM型)
燃料CL-66固体燃料ロケット
推進方式ダクテッドロケット
操舵方式推力偏向+姿勢制御モーター
飛翔高度33,000m(高高度巡航モード)
20m(低空飛行モード)
飛翔速度1450m/s
誘導方式INS+COLOS(中間誘導)
PRH+ARH+IIRH(終末誘導)
シーカーパッシブESM
KaバンドAPAR
デュアルバンドIIR
指令誘導
C4I測的システムスーパーバードISR
共通状況表示システムVisible21 TR2
偵察データリンクRSTAL
戦術データリンクE/ULC-20
編隊無線システムCotam
センサマッピング用LIDARE/MCQ-29
通信用PAAAE/VLX-4
捜索用ミリ波レーダーE/VPR-11
射撃管制用レーダーE/VPG-12
射撃管制用レーザーE/VNG-28



概要

NAVCAP対艦ミサイルはエーレスラント連合王国で運用されている対艦ミサイルである。ミサイルは、発射後、まずブースターにより初期加速されたのち、これを切り離して、シースキミング式の巡航に入る。中間誘導は慣性航法装置を用い、終端誘導はアクティブ・レーダー・ホーミングとなっている。海上発射型や空中発射型は地形回避飛行を行わずに、発射後直ちにシースキマーモードに入る。ミサイルの誘導方式としては、中途航程ではINSおよびGPSによる誘導を基本とするが、陸上での匍匐飛行や沿岸の錯雑した地形での運用も想定して、電波地形照合にも対応する。また200個の経由点を登録することで、高度な航法を行うことができる。

その後の終末航程では、IRCCM性(赤外線妨害技術への抗堪性)に優れた、2波長式の赤外線画像誘導が用いられる。邀撃される公算を低減するため、複合材料の使用などステルス性を配慮した設計が行われており、また敵の対空砲火を避けるために乱数機動が行われる。

ランチャー車両は3名の乗員によって運用される。1両につき2発のミサイルが搭載されており、指揮・射撃管制車両からは最大で25km離れて布陣できる。ミサイルは5分以内に発射準備状態にでき、搭載している2発は2〜5秒間隔で発射することが可能である。 布陣後は通常編成ユニットで3〜5日間、戦闘支援車両を伴う場合は最大30日間、発射即応状態とすることができる。

特徴

ダクテッドロケット

発射時は固体燃料ロケットブースターを使用してランチャーから垂直に射出された後、ミサイル先端に装着されたスラスターユニットにより目標に指向する。その後スラスターユニットの分離が行われ、、固体ロケットで超音速まで加速し、その後、ラムジェットに切り替える。固体ロケットの推進剤を燃焼させた後の空間が、ラムジェットエンジンとして使われ、マッハ2.5で巡航し目標へ飛翔する。

飛行プロファイル

射程は飛行プロファイルによって変化する。射程は、高度2万メートルの高空をマッハ2.5で飛行し、目標の手前で降下、低空で突入した場合で約300キロメートル、低空のみを飛行した場合で120キロメートルとされるが、速度はマッハ1.6に低下する上に空力加熱によって探知される可能性が上がる。

群狼飛行

巡航時は衛星測位システムを使用し、 終末誘導はアクティブレーダーホーミングである。 通常、3発1組で運用され、その場合には「リーダー機」である1発のみがレーダーを作動させ他のミサイルに指示を下す。これはエーレスラントの対艦ミサイル共通の特徴である。またレーダー警戒装置が搭載され、必要に応じて回避運動も行う。対艦攻撃が主任務であるが、この他に地上攻撃も可能とされている。最大飛行高度14,000m、シースキミング高度5mで、 シーステート7の気象条件でも運用可能である。