架空国家を作ろう 第2.6世界線 - MUV-21
MUV-21
実験機
製造会社ムハンマド設計局
開発国マシュリク共和国
運用国マシュリク共和国
性能諸元
乗員0名
エンジン電動モーター


概要

全方位翼と呼ばれる特殊な全翼構造を持つ実験機.
これは円形の平面型を持ち,円周上のどの方向に向いていても揚力を発生する物で,空力中心と重心が一致しており飛行方向の制限が存在しない.この形状は高い揚抗比を持ち風洞試験において60度の迎角でも揚力を発生した.又,空力的な澱み点が存在せず,遷音速域において衝撃波を発生せず,抵抗が従来型より小さい為超音速飛行への移行が容易で有る.
その形状と素材により非常にRCSは低く,形状の関係上バイスタティックレーダーも無意味で有る.小型で有る為目視による発見リスクも低い.機体構造上非常に強度は高い.機体には4つの電動リフトファン(高速時はドアが閉まる)と18箇所のノズル,2つの3次元推力偏向ノズル付き内蔵ダクテッドファンが有り低速時はクワッドコプター,高速時は揚力で飛翔しTVCと各部のノズルで姿勢制御を行う.これにより従来の航空機の常識を覆す文字通りUFOのような動きが可能である.推力重量比は0.3だがジェットエンジンを搭載すれば更に向上する.
降着装置は引込式で有り4箇所に取付けられている.
その形状故社内では"UFO"と呼ばれる.挙句,社員が機体を銀色に塗装し電飾を施した為更にそれらしくなったと言う.試験飛行時は周辺住民からUFO目撃報告が軍に数多く寄せられた.

関連項目