架空国家を作ろう 第2.6世界線 - MCV-3
MA-51
実験機
製造会社ムハンマド設計局
開発国マシュリク共和国
運用国マシュリク共和国
性能諸元
乗員1-2
乗客9
全長15.59
翼幅16.26
全高4.62
翼面積35.32m^2
後退角16.3度
運用重量(VTOL/CTOL)4800/5328kg
最大離陸重量(VTOL/CTOL)7300/7828kg
使用可能燃料搭載量(VTOL/CTOL)2136/2664kg
エンジン2*PW306(26.7kN)
最大速度M0.8
巡航速度852km/h
航続距離(VTOL/CTOL)1800/3200km
上昇限度13700m
ホイールベース6.10m
軸距4.88m


概要

Citation CJ3をベースにVTOL化した物.F-35同様の推力偏向+リフトファン方式である.VTOL時はリフトファンとエンジンノズル,ロールポストにより揚力を得る.リフトファンダクトはストレーキに設けられ通常時はカバーで覆われている.リフトファンのブレードは騒音対策で不等間隔で配置され,左右で逆回転する.エンジンノズルはF-35同様の3ベアリング式であり,ロールポストとともにVTOL時のコントロールを担う.ロールポストは主翼下面に設けられ,エンジンからの抽気は長いダクトで導かれる.垂直離着陸の為原型機に比べ倍のエンジン推力を持つ為燃費が悪化しVTOL時航続距離は約半分で有る.CTOL時はより大きな燃料タンクに燃料を満載する事でほぼ同等の航続距離を得られる.

運用

試験の結果,次の点が明らかとなった
•VTOL時の燃料消費が極めて多い
•VTOL時の騒音が大きい
•VTOL時排気が再度エンジンに吸い込まれる恐れが有る.
•VTOL時下に直接排気を吹き出す為人員が近寄れず,着陸場所に耐熱性が要求される
これらの結果ムハンマド設計局ではリフトファンのみで揚力を得る方式の開発を行う事となった.

その後

テストベッド兼ムハンマド設計局の職員の移動用に用いられている.VTOLの性質上滑走路が無くてもコンクリート舗装さえあれば着陸可能な為重宝される.

関連項目