長時間にわたって約20,000mという高高度を飛行するため、全長の3倍もの長さを持つテーパー翼の主翼を、素材は軽量化のために炭素繊維強化プラスチックを採用し、エンジンは
L-100-A?のエンジンを機体上部後方に一基搭載している。
偵察は合成開口レーダー、逆合成開口レーダー、EO/IRセンサーを組み合わせた偵察ポッドと、それに連結されたレーザー測量器で行う。敵の位置はGPSまたはレーザー測量器によって割り出され、それらの情報はデータリンクによって味方の地上部隊や戦闘機、CAS機、AWACSなどに送信される。砲兵の赤外線やGPSによって誘導する砲弾の誘導を行うことも可能となっている。赤外線カメラなどによって敵の砲兵の位置を割り出すことも可能であるため、それを利用して対砲兵射撃を行うことも計画されている。
また、レーダー警戒受信機とミサイル警戒装置を搭載し、敵からのロックオン時に自動でチャフの散布と敵の地対空ミサイル位置の割り出しを行い、敵の地対空ミサイルの展開位置はデータリンクを通して付近の部隊、AWACS、戦闘機などに送信される。
本来操縦席がある部分には、衛星通信用のアンテナが搭載されている。