架空国家を作ろう 第2.6世界線 - L20 120mm歩兵砲
L20 120mm歩兵砲
基本情報
種類重迫撃砲
原開発国エーレスラント連合王国
バルカン・スラヴ連邦共和国
開発者クロノス・オードナンス
運用者エーレスラント陸軍
エーレスラント海兵隊
製造クロノス・オードナンス
性能
口径120mm
砲身長2400mm(20口径)
砲身材質Ti-Sc合金
弾薬120×334mmEDF弾
全長1004mm
全長620mm
重量280.6kg
発射速度24発/分(最大)
10発/分(持続)
有効射程17000m(RAP使用時)
10000m(BB使用時)
砲口初速305m/s
運用要員4名
弾薬
規格120×334mm
弾薬榴弾
知能化榴弾
焼夷榴弾
対戦車誘導弾
照明弾
白燐弾
弾頭OHNP(AIHE)
OSNAK(HEI)
M73ERA(ATGP)
重量10.8kg(HE)
作動方式ハイブリッド式
MRBF1,200発



概要

L20 120mm歩兵砲はエーレスラント軍の代表的な重迫撃砲の一つであり、被牽引用のトレーラーが砲架と一体になっており、迅速な移動・展開が可能である。従来の野砲並の威力を持ち、特に長射程を実現。榴弾、対装甲弾などにより多様な目標に対応できるほか、ハンヴィーなどの小型車輌による牽引も可能であり、機動性に優れる。迫撃砲だが砲身にライフリングが施されている。

大重量の弾頭を擁する砲弾を低初速で大量に射撃できる高火力が特徴で、単位時間あたりの炸薬投射量は自重7t以上の155mm榴弾砲を上回る。射程を犠牲にして砲口初速を低く抑えているため、各部の必要強度を抑えられ、全体を小型化かつ軽量化できる。また、射撃時の反動は地面に吸収させる方式によるため駐退機や復座機といった反動制御機構を省略し、機構を簡素化することに成功した。

特徴

スカンジウム合金製砲身

L20 120mm歩兵砲の砲身には軽量で剛性に優れるAl-Sc系合金を採用している。スカンジウムの生産量は20,000トン/日以下とかなり希少な金属であり、当然材料費は高額になるが、それを上回る能力向上と戦術的、戦略的機動性の確保が見込めたため、採用に至った。

優れた可搬性

砲口装填式のため閉鎖機も不要であり、同口径の榴弾砲と比べ極めて軽量かつコンパクトである。そのため、小型車輌やUGVで牽引できるなど可搬性に優れる。

クリップマガジンによる連写機能

L20 120mm歩兵砲は、従来の迫撃砲のように砲口から砲弾を装填して使用することも可能であるが、砲の後部右側からクリップでまとめられた6発の120mm迫撃砲弾を装填して連射することによって、極めて短時間のうちに砲弾を広範囲に着弾させることができ、広い地域を効率よく制圧することが可能である。また、45°以下の仰角を取って発砲することも可能なため、無反動砲や歩兵砲のように、直接照準で標的を砲撃することもできる。

一体化弾薬

迫撃砲の砲弾は弾体と発射薬が一体化されたカートリッジ方式であり、榴弾砲に見られるような砲弾と薬嚢(装薬を包んだ袋)が別になった分離装填方式をとらない。
 

射程延伸弾

射程の延伸を図るため、発射薬筒に増加発射薬を1から複数個取り付けるモジュール方式を採ることが一般的で、その数によって射距離を調節できる。増加発射薬はリング状のものを弾体後部に取り付けるか、袋状のものを安定翼の間に挟むことで装着する。増加発射薬なしでも射撃は可能である。発射薬筒には多数の小孔が設けられており、そこから噴出した燃焼ガスが増加発射薬を点火する。また、ライフリングされた砲の場合は安定翼が不要なため、その部分に増加発射薬を取り付けることもある。