ITW(Integrated Tactical Weapons、統合戦術兵器)はオスマン連邦で開発された新型車両ファミリー群である。HCITWシリーズ(Heavy Class Integrated Tactical Weapons、重量級統合戦術兵器)は大型輸送機及び自力での機動が中心であり打撃力の中心となる兵器である。MCITW(Middle Class Integrated Tactical Weapons、中間級統合戦術兵器)は装輪型となっており自力機動能力に優れる。LCITW(Light Class Integrated Tactical Weapons、軽量級統合戦術兵器)は軽車両の装軌型兵器となっており空挺なども含めた多彩な機動が求められる。ちなみにNBC防御対応である。

	HCIT W-T	HCIT W-A	HCIT W-I	MCIT W-T	MCIT W-A	MCIT W-I	MCIT W-P	LCIT W-M	LCIT W-I	LCIT W-P	LCIT W-R
車体全長	11m			9.9m				7.2m
全幅	4m			3m				3.3m
全高	3.1m			3m				2.5m
重量	60t	57t	55t	30t	27t	26t	27t	19t	18t	18.5t	19t
最高速度	70km/h			110km/h				70km/h(整地) 10km/h(水上)
航続距離	500km			800km				600km
前面装甲(以下RHA換算)	850mm(対徹甲弾) 1050mm(対成型炸薬)			220mm程度				40mm程度
非前面装甲	220mm程度			220mm程度				40mm程度
主武装	55口径120mm戦車砲	52口径155mm快速榴弾砲	70口径40mmリヴォルバーカノン	44口径120mm戦車砲	52口径155mm榴弾砲	70口径40mmリヴォルバーカノン	70口径30mm機関砲 連装多目的ミサイルランチャー	4連装多目的ミサイルランチャー	70口径30mm連装機関砲	70口径30mm機関砲	40口径105mm榴弾砲
副武装(車体共通)	12.7mm重機関銃 2機 欺瞞系発射機			12.7mm重機関銃 1機 欺瞞系発射機
副武装(個別)	多目的ランチャー 18発ドラム式		多目的ランチャー 12発ドラム式	多目的ランチャー 12発ドラム式		多目的ランチャー 8発コンテナ式
C4I(差異)		OMTDL-9	OMTDL-5		OMTDL-9	OMTDL-5	OMTDL-6	OMTDL-6	OMTDL-5	OMTDL-6	OMTDL-9
C4I(共通)	OMTDL-2 OMTDL-3 OMTDL-4 OMTDL-7 敵味方識別装置
主索敵手段	ONGR-7		ONGR-7.5	ONGR-7		ONGR-7.5	ONGR-7	ONGR-7	ONGR-7.5	ONGR-7
副索敵手段	ONGR-5		ONGR-5			ONGR-5			ONGR-5X
主射撃管制測量手段	ONGR-6
副射撃管制測量手段	ONGR-8		ONGR-8			ONGR-8			ONGR-8
乗員数	3名						3+10名	3名		3+10名	3名

• OMTDL-2

小隊/中隊情報共有/射撃統制

• OMTDL-3

連隊/旅団情報共有/支援要請

• OMTDL-4

方面経空脅威情報共有

• OMTDL-5

小隊盲目的射撃統制母機/残弾情報等集積処理

• OMTDL-6

小隊盲目的射撃統制子機/残弾情報等提供

• OMTDL-7

戦略情報共有/戦域規模支援要請

• OMTDL-9

支援要請受諾/割当/統制

• ONGR-5

Xバンドレーダー　探知距離12km

• ONGR-6

光学索敵+赤外線レーザー測量　対応距離7km

• ONGR-7

LIDAR　探知距離10km

• ONGR-7.5

LIDAR　探知距離25km

• ONGR-8

Lバンドメーザー　対応距離12km

• 55/44口径120mm戦車砲

オスマン連邦で新たに開発された戦車砲、無人砲塔化している。最大有効射程4200m〜3400m。

• 52口径155mm改装榴弾砲

オスマン連邦で開発された榴弾砲、ドラム式次弾装填装置により最大8発を32秒以内に投射可能である。当然それを行った場合再装填には時間がかかる。継続射撃速度は8発/分程度とされているが結局一般的な構成となった。射程は通常弾で30km、ロケットアシスト弾で45kmとなる。

• 52口径155mm榴弾砲

オスマン連邦で開発された榴弾砲、こちらはオーソドックスな作りとなっている。射撃速度は8発/分、射程は快速型と変わらない。

• 40口径105mm榴弾砲

オスマン連邦で開発された榴弾砲、射程は12km(通常弾)、18km(ロケットアシスト弾)となっている。最大発射速度は12発/分。

• 70口径40mmリヴォルバーカノン

オスマン連邦で開発された新型機関砲、一門あたりの投射能力は1000発/分であり最大射程は8km.高度5kmとなっている。初速は1400m/s程度。車体内に弾倉が設置されており1800発が継続的に発射可能である。弾薬は後部ハッチから交換される。水平射撃から対空射撃まで可能である。弾薬も相応のものである。無人砲塔。装甲貫通能力は1000mで120mm。

• 70口径30mm機関砲

オスマン連邦で開発された新型機関砲、一門あたりの投射能力は600発/分であり初速は1250m/s程度、こちらも水平射撃から対空射撃まで可能である。単装モデルと連装モデルがある。無人砲塔。装甲貫通能力は1000mで80mm。

• 多目的ミサイルランチャー

ATMやその他のミサイルやロケット弾を搭載可能なランチャー、全長3m直径20cmまでのミサイルが搭載可能である。

ALAM-25.5
全長	250cm
直径	20cm
重量	50kg
弾頭	12kgタンデムHEAT 12kg破砕
ロケット	固体燃料ロケット
射程	150m〜5000m(トップアタック)
貫通能力	650mm
誘導	IIR

• 多目的ランチャー

155mm口径の多彩なロケットを発射する。夜戦では対歩兵の閃光弾頭ロケットなども使用する。

OMTDL-5/6搭載車両はOMTDL-5搭載車両による統制対空射撃が可能であり弾幕の集中及び目標の割合が自動で行われる。これは高価なレーダー類を削減しながら対空戦闘能力の維持を目的に作られた。

ロケット砲の車体に流用された

HCITW-Tの発展型