概要
探知距離は約600kmで、見通し線内の射撃管制を行う。 200以上の目標に同時にパルス波照射を行うことが可能となった。 新しく開発された対空ミサイルを使う場合、ビーミングは着弾のコンマ数秒オーダーで要求されるため、 実質的に照射能力が飽和するということはない。 また、効率よく通信に利用することも可能で、4面のうち1面をPAAAの代替として通信アンテナとして
利用した場合でも全体としてのパフォーマンスは40%程度しか損なわれない。 また、 AN/MPQ-65やグリーンパインレーダー、AN/TPY-2の送信形式にも対応している。 このため、 AN/SPY-3Dによってアローミサイルやパトリオットミサイルの射撃管制も可能になっている。