概要
国防省が策定した1997年度国防五カ年計画により自力兵器開発路線がとられたため、その要求に応じて開発された兵器群の内の一つ。
師団砲兵や旅団砲兵に配属される。
火力
新たに開発された55口径155mm榴弾砲が採用されており、既存の榴弾砲と比較して射程、発射速度ともに優秀なものとなっている。
リボルバー型の自動装填装置が採用されており、毎分8発の射撃速度を実現している。
射程も延伸されており、榴弾が45km,ベースブリード弾が50km,RAP弾に関しては60kmの射程を実現している。
弾には通常のHE弾の他にクラスター弾や対戦車クラスター弾などが用意されている。
射撃開始から8発撃ちこんで移動までの時間が1分10秒とかなり効率化されており、迅速な陣地転換が可能。
C4ISR
インド戦術データリンクに接続することが可能で、前線部隊からの観測や要求によって射撃することが可能。また、独自に衛星や偵察機と通信し、全般支援を行うことも可能。