架空国家を作ろう 第2.6世界線 - E-1 Cassandra
E-1 Cassandra
基本情報
種類早期警戒管制機
開発国バルカン・スラヴ連邦共和国
開発国エーレスラント連合王国
運用者バルカン・スラヴ連邦共和国空軍
ロールアウト2018年4月4日
製造ユーロ・エアロスペース
ゴルゴンアーキア
性能
全長26.88m
全高8.28m
翼幅28.90m
空虚重量12,827kg
最大離陸重量25,000kg
エンジンNEM メトリア 2基
出力5350hp
速度550km/h(最大)
503km/h(巡航)
電子兵装
アビオニクスErieye-F:対地合成開口レーダー
AN/AAQ-37:EODAS
AN/AAQ-40:EOTS
AN/ASQ-239:電子戦装置
AN/ASQ-242:CNIスイート
情報収集アセットAN/ASD-18:電子偵察スイート
AN/AAQ-209:FLIR
AN/AAY-8:熱源探知警報装置
AN/APR-161:統合パッシブアレイ
AN/AYQ-2B:MRA用演算装置ユニット
AN/USG-11:見通し線外通信PAAA
AN/USG-12:高速通信PAAA
AN/USG-13:衛星通信PAAA
航続距離5920km
乗員8名



概要

バルカン・スラヴ連邦共和国が運用する早期警戒機。早期警戒機はAWACSと同様に全周方向を捜索できるレーダーを備えるが、AWACSのような管制機能はかなり限定されており、基本的に捉えたレーダー情報を地上や海上、又は他の航空機などの味方に通報する機能のみを持つ。基本的にはH49ナローボディ戦術輸送機のストレッチ型となっており、胴体は3.1メートル延長され、これによりペイロードは50%増加している。これに対応するためエンジンはより強力なNEM メトリアに換装されており、プロペラもより効率的な6翔プロペラが採用された。またアビオニクス面も刷新されており、ノーマン・グループにより設計されたグラスコックピットが導入されている。

機体

胴体の長軸に沿って胴体上下に無数のUHF及びVHF通信用ブレードアンテナが配置されている。また、両主翼端に機体後方へ突き出した棒状のHF通信用プローブアンテナが配置されている。また、通信用アンテナが機首レドーム内と胴体尾部上部にコブの様に設置されているフェアリング内にある。

搭乗員

搭乗員はレーダー誘導担当員に変わってデータリンク担当士官(DLO)、エリアイレーダー運用士官(ERO)、センサーコンプレックス担当士官(SCO)の3名が完全な分業を行う。E-1は原型機のSAAB340譲りの優れた航空特性を持っている。離陸速度が108kt、全備重量が14000kgとE-2よりも低く、発着艦には有利だと考えられている。翼の折り畳み機構を追加し、メインレーダーはエリアイMと呼ばれる固定式レドーム型レーダーに変更された。

電子兵装

着陸時の揚力を少しでも稼ぐため、またストライク管制(戦闘機の着艦管制)において全周捜索が必要であることを踏まえ、E-1のレーダーはレドーム型が採用された。エリアイERレーダーのアレイを3面、三角形になるように組み合わせて全周捜索を実現した。探知距離はエリアイERと同等とされる。さらに補助装置としてグリペンにも搭載されているレイブンレーダーのフロントエンドをレドーム内に多数配置、高周波走査やECM、ESMを行う多機能アレイとしてエリアイMのシステムにインテグレーションした。

性能

  • 使用周波数:Sバンド
  • 捜索範囲:360°
  • 探知距離:450km

センサー

  • エリアイM:広域対空捜索/多機能レーダー
  • MSAコンプレックス:海洋監視レーダー、パッシブセンサ複合体

装備追加:電子戦士官席

  • AN/AYQ-21:監視データ処理システム
  • AN/AYR-6:強妨害環境下データリンク管理システム
  • AN/AYY-2:統合作戦ディスプレイ

装備追加:機体表面フェアリング内

  • AN/USD-7:電子偵察スイート
  • AN/USD-8:電子偵察/位置評定システム
  • AN/ASQ-234:特殊捜索システム
  • AN/ASQ-228:ATFLIR
  • AN/APR-50:レーダー信号解析システム
  • AN/APR-69:レーダー迎撃解析システム
  • AN/ALT-30:スイープジャマー
  • AN/ALT-31:バラージジャマー
  • AN/ALQ-154:尾部ミサイル追跡妨害装置

装備追加:爆弾倉内

  • AN/ALR-89:自衛用電子装置(高周波用)
  • AN/ALR-91:ECM受信機
  • AN/ALR-93:ECM脅威警戒検知装置
  • AN/ALQ-214:統合自衛電子戦システム
  • AN/ALQ-218:統合電子戦受信システム(主翼にも受信機を埋め込み)
  • AN/ALR-79:電子戦支援装置
  • AN/ALQ-155:電子戦出力管理システム
  • AN/ALQ-99:電子妨害装置(32コアクラスターを2基爆弾倉内に格納)
  • AN/ALQ-235:次世代電子妨害装置(16コアクラスターを2基爆弾倉内に格納)
  • AN/ALQ-236:次世代追跡妨害装置(8コアクラスターを2基爆弾倉内に格納)
  • AN/ALQ-100:追跡波妨害装置
  • AN/ALQ-203:高周波独立妨害装置(AI支援下で作動)
  • AN/ALQ-173:Cバンド/Lバンド通信妨害装置
  • AN/ALQ-174:VHFバンド通信妨害装置
  • AN/ALQ-175:高周波通信妨害装置
  • AN/ALQ-149:統合通信妨害装置

装備追加:主翼埋め込み

  • AN/ALR-91:ECM受信装置
  • AN/ALR-79:ホッピング受信解析装置
  • AN/APG-81v6:4分割して主翼に埋め込み

派生型

  • ECW-140L:C3Iノード型
  • CW-140T:通信戦練習型