C-512Bとはヨウルプッキおよびクヴェンランドが使用する高射ミサイルシステムである。
ヨウルプッキが新世代の高射ミサイルシステムとして開発したもので、弾道目標と空力目標の破壊を目的としている、迅速な対応が可能であり、展開から発射まではおよそ10~15分ほどである。
C-512A?とは違い、主に低コストと対弾道ミサイルに主軸を置いた構成である。
このシステムは最大射程3,500kmのMRBM、そして限定的だがICBMを弾道の最終区間で、一定の範囲内では中間区間で独立して迎撃することが可能である。
対ICBMではそれぞれ運動衝撃用のレーダーを備えた操縦ユニットを備えているので、制御段階のミサイルを撃墜する。弾頭が分離されダミーが放出される前の軌道の最も脆弱な段階でICBMを交戦させることができる。C-512ミサイルと機動運動ユニットの交戦高度は200kmに達し、上層大気境界100kmから始まる弾道を持つICBMをカバーするのに十分な高度である。
ミサイルの航続距離は600kmであり、最大7km/s程の速度で飛行する最大10個の超音速弾道目標を検出し、同時にに命中させることができる。
C-512システムは中距離ミサイルや運用戦術ミサイルを破壊するだけでなく、近接空間でミサイルを撃墜することができるようになるため、戦略的ミサイル防衛の要素を担うことになる。
また、ミサイルだけではなくステルス航空機についても高い迎撃能力を有している。