架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 64式突撃工兵戦車「天安門」
基本情報
種類戦闘工兵車両
開発者中華ソビエト共和国連邦
製造東京工業集団有限公司
性能
全長8.3m
車体長7.9m
全幅3.89m
全高2.8m
重量71t
懸架方式油気圧式
速度最大出力時:93km/h(路上)76km/h(路外)
ガスタービン単体:74km/h、57km/h
ディーゼル単体:61km/h、44km/h
兵装八八式15.2mm重機関銃
装備ドーザーブレード.ロケット付爆導索×10.バケット.ウインチ
自衛装置スモークディスチャージャー.測距レーザー検知.攪乱装置.赤外線ジャマー
装甲複合装甲+ERA+スラット(正面及び側面).RHA+スラット(後面).V字形懸架式ベリーアーマー(底面)
エンジンガスタービン+過給器付V8ディーゼル
2400+1280hp
乗員2+4名

概要

中華ソビエト共和国の戦闘工兵車両として開発されたAFV。CEVとして開発されたが、陣地の蹂躙のみならず暴動の現場などに出動し人権も蹂躙するための車両として開発されたため強烈なラムアタック能力を備える。61tの車体から90キロで繰り出される突進に耐えられる物体があろうものか(反語)。なお名称は戦車部隊がラムアタックによって華々しく暴徒を鎮圧した六・四天安門事件からきている。

機動性

動力は特異な物で小型高出力のガスタービンと従来型のターボチャージドV型8気筒ディーゼルのエンジンを併用するために搭載している。同一の燃料を使用可能で燃費のいいディーゼルエンジンのみでの移動も問題なく行える。サスペンションは最新式のハイドロニューマチック式で、柔軟な地形対応力を活かし不整地での機動力の低下を最低限に抑えている。ガスタービンとディーゼル(計3680hp)を同時に使用した場合の路上最高速度は100kphに迫り不整地でも70kph超での機動を実現する。

攻撃能力

戦闘工兵車両であるため戦車らしい武装は搭載していないが、強力な15.2mm弾を用い対軽装甲目標やヘリコプターに効果的な八八式重機関銃を車体上部にRWS形式している。

工兵車両として

バケットには塹壕や溝を埋めるための粗朶束や架橋を搭載でき、ウインチを用いた重量物の吊り上げやドーザーブレードによる陣地の構築など工兵車両としては平均的な能力を持つ。車両本体の乗員2名(ドライバー、ガンナー)とは別に4名の工兵が搭乗でき、彼らは降車した上で障害物の除去などの作業を行える。この車両は「突撃」と付いている通り部隊の先陣を切り障害物の除去や陣地への攻撃を行うことが主任務である。そのため地雷原に進行ルートを切り拓いたり長距離に渡って有刺鉄線等の障害物を破壊するためのロケット付爆導索を大量に搭載するほか、その大重量と高速を活かし大抵の障害物を突破し敵の野戦陣地を無茶苦茶に荒し回ることができる。なお高エネルギーでの衝突から乗員を防護するため要所にエアバッグ等の措置が施されている。

防御力

恐らくもっとも危険であろう最前線での任務を想定し、あらゆる防護技術をつぎ込んでいる。
車体正面の複合装甲は単体で現用120mm戦車砲のAPFSDSに耐えうるものであり、その上にAPFSDS.HEAT対応のERAを装備する。また、HEAT弾対策のスラット及びバー・アーマーも装着し正面からのあらゆる脅威に対抗できる。工兵の降車時は車体側面を盾にするため側面にもかなりの防御が施されており、側面の複合装甲+ERA部位は90mmまでのAPFSDSや化学弾頭の一般的な歩兵携行式ミサイルにも耐え抜くことができる。
またスモークディスチャージャーから投射される煙幕弾は気化黄銅とグラファイト粒子を用いレーザーや赤外線による誘導を攪乱できる。レーザー検知.攪乱装置は敵の測距および誘導用のレーザーを検知し方向を特定、こちらからレーザーを照射しミサイルのシーカーや測距装置を攪乱させることが可能。赤外線ジャマーは所謂ソフトキル型ADSであり、対戦車ミサイルの誘導を妨害し命中確率を低下させる。