架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 225型潜水艦
225型潜水艦
艦級概観
艦種潜水艦
開発国マシュリク共和国
開発者テルアビブ・グループ?
運用者
性能
排水量100t
全長25m
主機1*船舶用パッケージ発電機
推進1*2重反転リムドライブスラスタ(コルトノズル)
2*サイドスラスタ
水中速力6kt
行動能力1週間
潜航深度200m
乗員4+特殊部隊4
センサーパッシブソナー
民生3D前方監視ソナー
民生航海レーダー
C4ISRC4I Suite(HF/UHF/VHF)
Link16/22
装備2*533mm(予備弾無し)
自爆装置

概要

テルアビブ・グループが開発した小型潜水艦.沿海域での活動に特化しており深い耐圧深度や速力は要求されずステルス性のみが強化された.本級はHATO域外輸出向けに提案されている.

構造

艦体は非磁性ステンレス鋼製で有り全体がゴムタイルで覆われている.本級は小型で有るためこれらと併せ高いステルス性を有する.小型故発射管は外装されており,X舵やセイルと併せ艦体と一体形状となっている.本級の艦体は4つのモジュールをボルト止めした構造であり分解整備が容易に行える.艦内は耐圧隔壁により4区画に区分されている.最前部の区画にはダイバーズロックを有し潜水員の放出が可能で有る.居住性は重視されており艦内は屈まず歩ける天井高が確保された他全員分のベッドを有する.紅海やペルシャ湾での運用が前提の為冷房装置を有するが作動音がする上バッテリーの電力を消費する為実用性は不明で有る.
本級は民生品活用を徹底する事によりユニットコストを低減した.ソナーはパッシヴソナーと3D前方監視ソナーのみであり探知能力は低い.潜望鏡は非貫通型で有る.スノーケルは不使用時は後方に倒して甲板上の溝に収納される.レーダーは潜航時は取り外し艦内に収納する.メインコンピュータは市販防水ノートPCに専用のソフトをインストールした物で有る.操縦系統はゲーム機のコントローラーで有り直感的な操縦が可能.

動力

主機は船舶用ディーゼル発電機で有る.計画ではバッテリーは自動車用リチウムイオン電池の予定で有り,高いエネルギー密度を持つと共にガス対策が不要となったが冷却の問題並びに火災のリスクが問題視され,又,バイポーラ型により船内容積当りエネルギー密度が同等以上となった事から鉛蓄電池へ変更された.本級の推進器は二重反転リムドライブで有りコルトノズルにより高い推進効率を確保している.二重反転推進器は本来なら機構が複雑になるがリムドライブ推進器の採用によりこの欠点は払拭された.艦尾を推進器のシュラウドが取り囲み直後にX舵を置くと言う一般的に見られないレイアウトによりプロペラ直径を確保し推進効率を向上すると共に高い機動性が確保されている.サイドスラスタも有する事で狭隘な水域での作戦が可能で有る.

装備

本級は650mmコンフォーマル発射管を2門外装する.この口径は大型魚雷の運用の為では無く533mm魚雷のスイムアウトを行う為で有る.これにより自走しない物は基本的に運用出来ないが機構の大幅単純化と静粛化に成功した.発射管からは重魚雷のほか短魚雷,同種の小型潜水艦との戦闘用に127mm Black Scorpion(7本)も運用可能で有る.発射管を外しSDV等を取り付ける事も出来る.その他,必要なら自爆用爆薬を搭載する.

運用

沿海域の海底に多数が小型な艦体を生かし身を潜め,多数で飽和攻撃を掛ける事が想定されている.

派生型

XLUUV:無人化した事で居住性の問題を解決,多量の蓄電池を搭載する.

XLNUUV:XLUUVベースに低温原子炉を搭載,行動能力の制約を無くした物.ブルーウォーターでの哨戒を行う.

関連項目