架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 20000cum型LNG船
20000cum型LNG船
船級概観
船種LNGタンカー
開発国マシュリク共和国
開発者テルアビブ・グループ?
運用者Muhammad Shipping.Co?
建造期間2018〜
就役期間2020〜
性能
容積20000m^3
載貨重量トン数12500DWT
全長140m
全幅25m
深さ17m
主機3*デュアルフューエルディーゼル(LNG/HFO)
電気推進
推進CRP
操舵ベクツインラダー
スラスタ2*アジマススラスタ(引込式)
航海速力17kt
乗員24

概要

テルアビブ・グループが開発したLNGタンカー/バンカー船.近年の排ガス規制の厳格化により増大するLNGバンカリング需要に対応すべくMuhammad Shipping.Coの発注で建造された.
本船の特徴はB型タンクの採用で有る.このタンクはこのクラスの船で多いC型より容積効率が高く,A型タンクより高い強度により完全2次防壁を省略出来る.又,内部に構造材を入れる事でスロッシングによる構造破壊の恐れが無い為中間液位での航行が可能で有りバンカー船に適する.MOSS型などとは異なり甲板上にタンクが露出しない為前方視界並びに風圧面積も良好で有る.内部容積は20000cumに達する.甲板上には再液化装置を持つ.
本船は片舷3箇所のマニホールドと2基のホースハンドリングクレーンを持ち大搭載量と併せ大型船や複数隻への十分なバンカリングが可能で有る.
機関はデュアルフューエルディーゼルで有り,SOxスクラバを有する.このスクラバはサイクロン式で有り圧力損失を1kPa以下に抑えると共に体積も34m^3に抑えられている.本船はBOGで航行する事も出来る.
推進器は二重反転プロペラで有る.当初は複雑化を避けCPPダイレクトドライブの予定だったがバンカリング時の機動性を確保でき,船尾形状を絞れる電気推進+CRPが採用された.この方式は3機のエンジンと独立した2系統の動力系を用いる為冗長性も向上する他,低速ディーゼルに比し振動がやや高周波になる為居住区の快適性も向上する.尚,常時運転されるのは1-2基で有る.
舵はベクツインラダーで有り,前部の引込式アジマススラスタと併せバンカリングに必要な機動性を有する.ブリッジウイングには操船コンソールと上向窓が設けられ接舷操船を容易としている.
本船の船首形状は中速船向けに新開発された形状で有り,バルブのボリュームを維持したままステムラインが垂直となった.この形状により水線面入射角と船首端幅を小さくし,従来のバルバスバウに比し平水中のみならず,波浪中に於ける抵抗が大幅に減少する.又,スプレー剥離の為楔形の突起を有する.
本船はバラスト水処理装置も持ち,スクラバと併せ現行の如何なる環境規制にも適合する.

関連項目

Muhammad Shipping.Co?
テルアビブ・グループ?
マシュリク共和国
マシュリク共和国の製品