架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 第609大隊
第609大隊とは、ブランデンブルク旧帝国軍に存在した部隊である。

概要

ホルスト・フォン・フォーゲル少佐に指揮された部隊で、占領地の博物館や美術館、外国の遺跡で略奪(彼らは調査と称している)を行っていた為、敵味方問わず「略奪隊」等と呼ばれていた。特に陸軍からの受けは悪く、一部の将校からは「鳥(フォーゲル)に率いられたハイエナの群」と呼ばれ、軽蔑されていた。

歴史

同部隊の発足はオーストリア併合?の際で、当初はオーストリア陸軍に所属していたフォーゲル少佐に与えられた少数の武装憲兵だった。この部隊はフォーゲル少佐の指揮の下、オーストリア国内にある博物館・美術館・大学等に保管されている美術品を強奪し、占領軍の高級将校などに献上した。ウィーン暴動の際、同部隊は鎮圧に協力。その後勢力を拡大し、大隊規模になった。

アマゾン探査

第三次世界大戦の直前、略奪隊の主力は秘密裏にブラジルへ渡った。目的はアマゾン奥地の開拓であったとされている。ブラジルに渡った主力の正確な規模はわかっていない。しかし、慣れない熱帯での行軍の最中に感染症や賊との戦闘で多くの死者を出し、部隊は散り散りになったとされている。指揮官であるフォーゲルも現地におり、その際に賊に捕えられる。

現在

アマゾン探査が失敗に終わり、主力は壊滅。本国に残った部隊も戦後解体される。フォーゲル少佐はブラジルで、生き残った麾下の将兵をブランデンブルク亡命大隊として編成し、同部隊の指揮官となっている。同部隊の略奪した略奪品は数多く、戦中のどさくさに紛れて外国へ流れ出た物、破壊された物、未だに行方がわかってない物も少なくない。