ライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンは長年皇妃の不妊に焦りと怒りを感じていた。その為前妻は
シーランド帝国特別収容所に収監(一年の強制労働で釈放)、後妻も不妊で子が生まれなかった。これを受けて次代の皇帝を作るためにこの政策を実行した。この政策には反対意見も大きかったが次代の皇帝の為と言われてしまい誰も強く反対できなかった。結果ブリテン島とアイルランド島から10代後半から30代前半までの選ばれた女性30人が
ロンドニウムに強制的に連れてこられた。そこから5人にまで絞り5人と毎晩の様に性行為を繰り返した。結果3人は妊娠したが残り二人は境遇に耐え切れずに自殺した。しかし、出産まで行けたのは
パトリシア・エミリー・ベイカーしかおらず流産した二人は様子見として処刑された。更に
第三次ブリテン戦争が発生しストレスが溜まったライオネスは短気となり見た目麗しい女性のレイプまで行うようになった。流石にこの行動に
エイドリアン・フェニックス・ペンドラゴンを始め親族からも批判を受けライオネスはレイプする事はなくなった。その後誕生した
リチャード・ロバーツ・ペンドラゴンを皇太子として育てるが次第に側妃の子を皇太子にするのを嫌がるようになり皇妃が妊娠すると大層喜んだ。そうして生まれた
ウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンは愛情と厳しい教育を受け皇帝として素晴らしい人物に成長した。そしてウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンが誕生した事でこの政策も廃止とされパトリシアはリチャードと共に着の身着のままの状態で追放刑を受けブリテン島から去る事となった。