架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 側妃候補強制徴発

概要

皇歴22年(1989)から皇歴27年(1994年)にかけてシーランド帝国が行っていた政策。世継ぎが生まれない皇妃に苛立ったライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンが強制して行った。

内容

ライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンは長年皇妃の不妊に焦りと怒りを感じていた。その為前妻はシーランド帝国特別収容所に収監(一年の強制労働で釈放)、後妻も不妊で子が生まれなかった。これを受けて次代の皇帝を作るためにこの政策を実行した。この政策には反対意見も大きかったが次代の皇帝の為と言われてしまい誰も強く反対できなかった。結果ブリテン島とアイルランド島から10代後半から30代前半までの選ばれた女性30人がロンドニウムに強制的に連れてこられた。そこから5人にまで絞り5人と毎晩の様に性行為を繰り返した。結果3人は妊娠したが残り二人は境遇に耐え切れずに自殺した。しかし、出産まで行けたのはパトリシア・エミリー・ベイカーしかおらず流産した二人は様子見として処刑された。更に第三次ブリテン戦争が発生しストレスが溜まったライオネスは短気となり見た目麗しい女性のレイプまで行うようになった。流石にこの行動にエイドリアン・フェニックス・ペンドラゴンを始め親族からも批判を受けライオネスはレイプする事はなくなった。その後誕生したリチャード・ロバーツ・ペンドラゴンを皇太子として育てるが次第に側妃の子を皇太子にするのを嫌がるようになり皇妃が妊娠すると大層喜んだ。そうして生まれたウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンは愛情と厳しい教育を受け皇帝として素晴らしい人物に成長した。そしてウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンが誕生した事でこの政策も廃止とされパトリシアはリチャードと共に着の身着のままの状態で追放刑を受けブリテン島から去る事となった。

影響

この時代を暗黒期と呼ぶ者もいるほど酷い政策であり年頃の娘を持つ家庭は軒並み恐怖したという。中には恐怖のあまり発狂や自殺をする者が出たり顔を傷つけたり食べまくる事で太って候補から外れるようにしたりする女性も現れるほどだった。ウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンも皇帝となってから正式にこの政策を批判し皇族としてやってはいけない事だと発表し謝罪している。その一環としてロンドニウムに連れてこられた女性たちの保護や支援、リチャードの正式な皇族の地位を与えるなどをした。