戦争1フェーズ2各国の作戦 - 架空国家を作ろう　第2.6世界線

作戦

カリフォーニエン

エーレスラント

地図1

地図2

戦略目標：国防の完遂

作戦目標：カリフォーニエン・ドイツおよび朝鮮ソビエトに与する武装勢力の無力化

開幕核攻撃に対する防衛

開戦と同時に核迎撃ミサイルのLIM-169Rをカリフォーニエン上空に25発、通常弾頭のLIM-161Dを350発(KV3500発)カリフォルニア州へ発射、LIM-161D(通常弾頭GBI)を朝鮮ソビエトと主要都市を結ぶ軌道上に120発発射。敵のミサイルの通過が予想される、カリフォーニエンとコペンハーゲン、オスロ、ベルリンを結ぶ最小エネルギー軌道上に乗せる。エーレスラント本土(大陸領+スカンジナビア)にEMPの被害が発生しない距離で、敵の弾道ミサイルに接触可能な場合、核爆発によって弾頭の無力化を試みる。敵が核兵器を発射しなかった場合は、カリフォーニエン沖33°07'10"N 129°21'34"W周辺の公海に着水するよう進路を変更する。

軍用電子機器には一般的なサージ電流対策は施されているが、開戦予定時刻前後は気象レーダーや通信車両などの高価なアセットは遮蔽区画内に収容し、被害を極限する。オンステージのSAM周辺の電子機器は早期警戒用のため、遮蔽区画には収容しない。

終末迎撃手段の追加

クヴェンランド共和国から接収したS-500運用師団を8個ずつ、地図1の赤丸周辺に配備する。1FUにつきランチャー8両を同時接続し、4目標に対して高高度終末迎撃と低層終末迎撃の両方を自律的に行えるようセットする。

交戦規定

交戦規定および戦闘教義は先日提出したものを踏襲する。その他の事項も特に言及されていなければ先日提出したものを流用する。自衛や要地確保、航空撃滅戦、通信網制圧、防空網制圧などの初期作戦を優先して実施し、安全を確保する。
前回の作戦の修正:
核報復の対象から日本、インドネシア、アメリゴ、クヴェンランド、ブランデンブルクを削除。それらに振り分けられていた報復核をマルク・プロイセン公国(シンガポール)向けに即応待機させます。報復核の発射条件は同じ。

事前作戦

①
地図2のように展開した部隊は、アメリゴ-カリフォーニエン国境に哨戒ポストをもれなく設置。陸空からの侵入を監視し、司令部に通報する。国境沿いの緊要地形をカバーするように近接戦闘陣地、砲兵陣地を構築。軍用機材は海空路でエーレスラント本国から搬入したのち、陸路を利用して前線に供給する。

②
前回作戦を終えて帰港し、停泊中の水上艦、潜水艦を陸上部隊、もしくは航空部隊のTASMで部隊が壊滅する十分な数のミサイルを投射して不可逆的に破壊する。

③
バルト海と北海に展開している部隊を除き、全てのCSGは監視衛星のキューイングをもとに敵水上艦を攻撃するため、必要に応じて西海岸沖まで進出する。進出ルートはグリーランド回りとして、パナマ運河は使わない。補給は西海岸に事前展開しているエーレスラント海軍補給コマンドから受ける。敵部隊が射程に入るエリアまで急行し、十分量のペンギンXRミサイルとJAS-42C搭載のASSM対艦ミサイルの同時攻撃によって確実な撃沈を狙う。撃沈に至らなかった部隊に対しては、潜水艦による襲撃で掃討戦を行う。

作戦

フェーズ0 (10/9 0:00～戦争終了まで)

①戦略ミサイル攻撃
縦深爆撃の攻撃対象に加えて、工業生産施設、倉庫、銀行ほか金融機関、上下水道、ダム、都市間道路、都市内道路、橋をミサイル砲兵が運用するTASM、MGM-161、BGM-109Gにより攻撃し、破壊する。予想復旧所要時間(AIRH)の30～75%程度の間隔で攻撃を加え続け、復旧を徹底的に妨害する。縦深爆撃のターゲットリストの上位を優先して高頻度の攻撃対象とする。また、攻撃前後の状況を衛星およびEW-18のFLIR監視機でモニターし、消防や土木建設などの復旧部隊を追跡、復旧部隊の拠点も工業生産施設に準ずる攻撃目標とする。

攻撃に対する諸注意

巡航ミサイルまたはミサイルの代替手段としての砲撃や航空攻撃による道路の破壊の基準は「一般車両が通行不能となる程度の破壊」と定義する。一方で、幹線道路や都市間道路に対する航空攻撃の基準は「高架であれば崩落、平地であれば遮水層まで達するクレーターの形成」とする。
民間人へのコラテラルダメージを極限するため、必要に応じて不活化弾頭や低炸薬弾頭を用いる。
サンフランシスコベイエリアに対しては、一切の攻撃を禁じる。港湾攻撃も軍艦の戦闘力を奪うのみに留め、港湾機能を破壊しない。ただし、サンフランシスコとそれ以外のカリフォーニエン領域を結ぶ陸路については完全にこれを破壊する。サンフランシスコと他地域との遮断が不可能だと判断された場合、当該エリアについても同様に戦略攻撃の対象とする。

・ミサイルTELが破壊された場合など、シフトに穴が空いた場合は直ちに作戦司令部に連絡。沿海域のCSG、もしくは駆逐艦のミサイルによる代替攻撃を実施する。

復旧の妨害

復旧を妨害するため、時限爆弾や高感度地雷などをミサイル攻撃にシンクロさせて航空機により適宜散布する。また、敵の対空手段の制圧に成功している状況など、有人機による攻撃でも十分に安全が確保できる場合は、積極的に誘導爆弾を搭載したB-1Rによる攻撃を採用する。

②沿岸防衛
従来の交戦規定に加えて、オスマン空軍から供与されたOR-23CM 256機によるエーレスラント本土およびアイスランド、樺太の対潜哨戒を行う。対潜哨戒飛行は航空優勢が確保できている状況でのみ行うこととして、敵潜水艦のほか、水上艦、不審船なども監視する。武装は即応用短魚雷2発のみとして、それ以外のペイロードは全てソノブイに回し、火力投射は爆撃機やSSM部隊、対潜ヘリコプター部隊などに受け渡す。

③野戦軍の監視
偵察斥候の浸透と、B-1RのFLIRやJAS-42のHMIRなどで敵武装勢力を捜索する。味方部隊に危険が迫っている場合を除き、発見後はパッシブな監視と追跡を徹底し、敵部隊の構成と動静を見極める。攻勢発起が予想される場合、従来の交戦規定に従って対地迎撃を行い、攻勢を挫滅させる。

④潜水艦による潜水艦攻撃
海上監視と沿岸に展開しているシェラン級で出航から潜水艦の索敵情報のリレーを行い、開戦と同時に潜水艦のバッフルゾーンにて待機しているロッテルダム級原潜が魚雷を発射。敵潜水艦戦力の早期撃滅を目指す。

フェーズ1 (重大な敵脅威の排除に成功してから～作戦終了後)

SSM部隊、戦闘機部隊、SAM部隊などの脅威を排除し、限定的な自衛火力のみを持つ船舶が作戦海域に安全に侵入できると判断された場合、フェーズ1作戦を発動する。
①西海岸の海上封鎖
サンフランシスコへアプローチする規定のエリアを除き、全てのカリフォーニエン本土沿海域の海上交通路を機雷により遮断する。スマート化された自走式機雷をPSVにより散布するが、反撃が予想されるエリアに対してはマンハント級フリゲートやエシャロット級駆逐艦、ロッテルダム級SSNなどの武装艦により火力制圧を行いながら敷設を強行する。航空機敷設機雷は、作戦機に余裕があり、他の敷設手段が利用できない場合にのみ用いる。

②ハワイの封鎖
オスロQRFから発進した第109爆撃飛行団(B-1R×84)および第677電子戦飛行団(EB-1S×24 B-1R×36)にアラスカ上空でKC-46Elが空中給油。真珠湾の港湾機能を破壊する。電子妨害支援のもと、B-1Rはトップスピードでハワイ上空に侵入。2000lbs貫通爆弾を目標施設に投下して帰投する。これらのバンカーバスターに耐えた施設を堅牢施設と判断し、当日夜、MOPを搭載したB-2Euによる第二波攻撃を行う。港湾施設の破壊を確認次第、同部隊によるクイックストライク機雷の投射を開始。ハワイの海上交通路を終戦まで封鎖する。

フェーズ2 (敵脅威を完全な排除に成功してから～終戦まで)

敵の脅威を完全に排除し、治安以外の警戒要素がないと判断された場合、フェーズ2作戦を開始する。
①本土
→終戦交渉

②ハワイ
真珠湾の不可逆的な破壊を試みる。自動で陸地に海水を散布し続ける原子力駆動の海水ポンプを除いて、島の全建造物、護岸、堤防を破壊。地雷とともに瓦礫を道路に散布し、細かい土砂と鉄筋は海中障碍物として再生。機雷と共に湾に沈め、港湾機能を完全に破壊する。島民はオレゴン州の難民キャンプに移送し、オアフ島を無人化する。無人化完了後、島の外周のカリフォーニエン領海内にも機雷を敷設。外界からの接近手段を完全に喪失させる。

エーレスラント前回作戦

エーレスラントの計画

戦略的目標

国防の完遂

作戦目標

望成：fig.1までの防衛線までの押し上げ
必望：現防衛線の維持

目標達成条件

・ブランデンブルク前線野戦軍の無力化
・介入手段の撃滅
・敵通信網の破壊
・敵送電網の破壊
・敵警戒網の破壊
・敵国内流通路の破壊

確保すべき軍事的アドバンテージ

・絶対的航空優勢の確保
・防御縦深の確保
・敵攻勢発起の挫滅

能動的に行う行動

全ての敵性国家に対して、エーレスラント軍の能力が及ぶ範囲でこれらの作戦を実行する。

国境/沿岸哨戒

砲兵の観測触接を維持するため、警戒の原則に従って斥候部隊が編制される。全ての国境と前線において哨戒は実行される。

航空優勢の維持

現状のブランデンブルク上空の絶対的航空優勢を、開戦後も維持するよう努める。

敵衛星網破壊

対衛星衛星、イレーネミサイル、テミスミサイル、オライオンEミサイルなどを用いて、敵の偵察衛星や衛星通信コンステレーションを無力化する。射撃管制はNESSR。

第一選択

デブリの発生を最小限に抑えるため、KVの非協力的ランデブーによる強制再突入処分や、重粒子線照射による内部機構の電子的ハードキルなどを行う。

第二選択

静止軌道、南極軌道、2000km以上の中軌道など、破壊チャンスが限られている目標に対してはハードキルを行う。

敵通信網破壊

敵の通信を妨害し、通信アセットを破壊する。物理的手段、電子的手段、非HANE型EMPなどを全て駆使して敵通信の可逆的妨害と不可逆的破壊を目指す。

物理的手段

敵通信基地局の破壊、対レーダーミサイルによる電波発信源への攻撃、指令通信車の破格、通信アセットとしての航空機などを破壊する。敵防空網制圧任務に包摂される。可能であれば電子的対抗手段よりも物理的破壊を優先する。

電子的手段

主に通信目標評定、通信傍受、通信妨害に分けられる。基本的には位置を評定し、砲兵に連絡して物理的破壊のフェーズに円滑に移行させることを目的とする。

敵警戒網破壊

敵の早期警戒ユニットは発見次第排除の対象となる。早期警戒機、要撃管制レーダー、防空司令部などがこれにあたる。

敵航空機の地上破壊

地上駐機の敵航空機を破壊する。主に夜間、B-2D爆撃機を利用して敵の防空圏内に侵入する。

縦深爆撃

戦争遂行能力に直接関わる以下のインフラについて、縦深爆撃を実行する。兵装は500lbsレーザー誘導滑空爆弾を原則として、目標の強度や迎撃手段の射程に応じて長射程高威力な少数の弾薬を利用する。上位のカテゴリであればあるほど優先度は高い。

原則シリーズ

国家の自衛の原則

領域を侵された場合、オンステージの即応ユニットが適切な手段をもって要撃する。

独断専行の原則

指揮官の自律的な行動を規定する原則である。以下の3原則から成る。

戦闘部隊の自衛の原則

指揮官は、麾下部隊に危険が迫っているとき、受動的または先制的に自衛権を行使して脅威を排除する義務を負う。

決心の原則

指揮官は作戦を理解し、上級部隊と通信不能の状況においても作戦の完遂または帰還を試みる。

利益最大化の原則

指揮官は上級部隊と通信不能の状況においても、作戦が求める戦果を理解し、その拡張と最大化を試みる。

司令部通報の原則

指揮官は敵部隊を発見後、可及的速やかに適切な手段で司令部に通報する。

情報収集の原則

帰還可能だと判断されるエリアには、あらゆる手段をもって斥候を投入する。

自給の原則

部隊の略奪は、これを禁ずる。部隊は可能な限りエーレスラント軍が提供する資源を利用する。

修復と処分の原則

負傷した人員、故障した機械、破壊された施設はこれを修復し、機能回復に努める。回復も回収も不可能な資産は破壊し、鹵獲を防止する。人員は可能な限り後送する。

観測射撃の原則

縦深爆撃を行う航空部隊を除き、近接戦闘に従事する全ての戦闘兵科のNLOS射撃は観測射撃を原則とする。

確保の原則

各級指揮官は特別な指示や敵からの脅威に直面していない限り、確保した地域の陣地化を最優先で進める。観測拠点→野戦防空拠点→近接戦闘陣地→砲兵陣地の順に防護を強化する。

観測拠点

砲兵観測班を収容できる小型拠点。携帯偽装のみが施され、装甲化はされていない。

野戦防空拠点

FLIRやMMRなどの可搬観測装置を運び込み、観測拠点を電子化する。ATDDL系統の野戦防空データリンクに接続されるため、この名称で呼ばれている。

近接戦闘陣地

弾薬庫を持たないこと以外は砲兵陣地と同じ仕様である。前線陣地として利用される。全人員が退避できる対155mm徹甲榴弾に対する永久遮弾層を備えている。

砲兵陣地

近接戦闘陣地に遮弾層地下化された弾薬庫をビルトインしたもの。規定の容積以上に拡張して大規模壕や倉庫として利用することもできる。

無線封鎖の原則

通信、航法、その他の目的に用いられる無線通信やビーコンは、封鎖状態を基本として、軍用回線以外を使わない。

灯火管制の原則

夜間は明かりが漏れない最大限の努力を軍民に求める。

軍用優先の原則

物質、サービス、周波数その他あらゆるリソースは、軍の要求を最優先で賄う。

早期警戒の原則

情報部隊は前線部隊などのソースから得られた敵の行動を推測し、司令部に合理的な疑いを通報する。

即応の原則

配備された部隊は、兵員の負担が等しくなるように即応部隊と待機部隊に分けられ、常に作戦行動が可能な下級部隊を持つ。

警戒の原則

配備された野戦部隊は、本隊から独立した偵察斥候部隊、監視部隊、目標捕捉部隊を持つ。

退避の原則

被害が想定されると判断できる情報を得た指揮官は、迎撃その他の任務がない限り、戦域外または防護区画へ部隊を退避させる。

範囲最適化の原則

野戦部隊の指揮官は定量的な最適化をもとに作戦行動を決心しない。資源の許す範囲で行動をランダマイズする。

火力投射の原則

発射主体のリスクが限定されており、敵を捕捉し、敵味方の識別が完了し、火器管制情報が与えられている限りにおいて、指揮官は火力投射を躊躇しない。

専門兵科の原則

専門外の任務を必要に迫られて応急的に行なっている戦闘部隊は、可及的速やかに当該任務を専門兵科に受け渡す。

アウトレンジの原則

空間的アウトレンジ

いくつかの攻撃手段のうち、有人操作が迎撃手段の射程外で完結する兵器が利用可能な場合、優先してそれを利用する。

時間的アウトレンジ

一撃離脱の原則。反撃または迎撃が予想される状況において、火力部隊は火力投射任務が完了次第、直ちに戦場を離脱する。砲列および航空機、潜水艦はこの原則を特に厳格に守り、火力投射効率よりも退避と安全を優先する。

条件付きで行われる対処的行動

ミサイル防衛

艦隊

弾道ミサイル、巡航ミサイルによる攻撃を探知した場合、ミサイル防衛を行う。艦艇は艦隊防空プロトコルに従い、戦闘機、艦隊防空ミサイル、僚艦防空ミサイル、個艦防空ミサイル、近接防空システムの防空を脅威度に応じて割り振る。

都市および地上施設

見通し線外核迎撃

10発以上の核弾頭がエーレスラント領もしくは同盟領に向かう場合、見通し線外核迎撃を行う。弾道ミサイル追跡システムにより、H71核弾頭を搭載した大気圏外迎撃ミサイルを目標まで誘導。30TBq級の中性子線照射により、再突入体の早期核爆発を引き起こす。早期核爆発に至らなかった場合でも、耐熱シールドがX線パルスや熱線によって削られ、再突入は困難となる。

中間迎撃

弾道ミサイル防衛大隊、ホルテン級、エシャロット級が運用する艦隊のミッドコース迎撃ミサイル
本土、モロッコ、アイスランド、ルワンダに配備されているオライオン中間迎撃ミサイル
CMD27による自律的迎撃

などの中間迎撃手段により、ミッドコース飛翔中の弾道ミサイルを迎撃する。射撃管制はモバイルXバンドレーダーやE/SPY-4などの軍用レーダーのほか、NESSRなどのミリ波レーダーも用いられる。解像度の高いNESSRでは、破砕された飛翔体の破片と再突入体を識別可能である。また、迎撃ミサイルのIIRシーカーは形状識別のほか、特異的な赤外線シグネチャとX線背景放射を利用して迎撃済みオブジェクトと未完了オブジェクトを峻別する能力を備えている。

終末迎撃

RIM-173C
THAAD
PAC-3MSE
低層大気圏終末迎撃システム

などの複合防空システムにより終末迎撃を行う。中間防空システムが大量迎撃を志向している一方で、終末迎撃システムは素早いレスポンスと瞬間交戦能力を重視しており、運用大隊には大きな権限が与えられており、自律的な即応性と柔軟性を意識した編制となっている。

巡航ミサイル迎撃

弾道ミサイル終末迎撃手段と統合されている。発電所、空港、港湾、交通ターミナル、大都市、政府機関などの重要施設には野戦防空レイヤーも備えられており、攻撃を防いでいる。

防空要撃

領土への敵航空機の侵入を排除する。

戦闘空中哨戒。空軍の行動で指定している地域の制空部隊が敵機を攻撃する。

沿岸防衛

早期警戒システム

敵艦隊の捜索と監視

SIGINT衛星、画像偵察衛星、哨戒機、哨戒ポスト、光学監視装置などから構成される全球監視偵察システムによって出航から帰港、停泊まで洋上の艦隊をリアルタイムで追跡する。

追跡

射撃管制レベルの位置情報を得るため、臨界軌道の衛星が投入される。広視野角複合シーカーを装備したペンギンXR対艦ミサイルにより、航行中の艦艇に対するスタンドオフ射撃も実行可能。

射撃

敵戦力が発見され、海域に利用可能な艦艇または地対艦ミサイル大隊が存在した場合、価値の低い、護衛対象を持たないユニットから順番に射撃任務が割り振られる。

地対艦ミサイル

地上から攻撃可能なエリアに敵が存在している場合、対艦ミサイルを十分領配置してこれに対処する。

報復

エーレスラント支配地域またはオスマン支配地域で核爆発が起きた場合、全ての交戦国に対して、規定の数量の報復核を人口300万人以上の都市圏に向けて発射する。上位4都市圏に必ず3発(LOMが優先的に使用される)ずつ投射されるものとして、残りの弾頭はランダムにアサインされる。これ以外の核の使用は迎撃用途を除いて一切これを認めない。

投射量と内訳

ブランデンブルク：12発
カリフォーニエン：12発(うち12発が月軌道周回ミサイル)
クヴェンランド：12発
アメリゴ：12発
朝鮮ソビエト：24発
インドネシア：48発(うち8発が月軌道周回ミサイル)
日本：協定により免除

臨機遠征阻止射撃

遠征上陸部隊などの出撃拠点となる敵国沿岸の軍港は常時監視対象とする。全球監視と艦艇追跡とは独立した系統の画像偵察衛星によって監視が行われ、特にアメリゴ東海岸、サハラ沿岸、クヴェンランド沿岸の港湾においては、近海で即応待機するSSCNの襲撃に必要な情報を供給する。SSCNは火力投射の原則に従い、明確な危険がない限り高価値目標に向けてミサイル投射を実行する。

対地迎撃

突撃破砕射撃などの防御攻撃は砲兵に一任されているが、砲兵のキャパシティを超える攻撃が発生した場合、航空部隊が対地迎撃に投入される。通常はEB-1Sの護衛を伴うB-1R爆撃機が投入される。対装甲移動目的兵器としてSCM×84がベイに装備される。制空護衛兼パスファインダーとしてJAS-49が目標を選定したのち、1個飛行隊24機のB-1Rがファイアディレクション機の投射指示に従ってミサイルを発射する。オスロQRFに緊急対地迎撃用のB-1Rが6個飛行隊配備されており、司令部の命令により随時出撃可能となっている。ハノーファー、ユトレヒト、レイキャヴィクに2個飛行隊が待機しており、ローテーションによりそれぞれ都合24機が利用可能となっている。

位置評定射撃

電波を発信しているなどの理由でパッシブに位置を評定できる敵目標に対しては、観測を待たずに位置評定射撃を実施する。

対砲兵射撃

敵砲兵は最優先で排除する。「砲兵」には砲列、FDC、観測班、目標捕捉班、斥候などが含まれる。

突撃破砕射撃

敵の攻勢発起点、もしくは敵先鋒に対する臨機射撃を突撃破砕射撃と定義する。攻勢発起点が判明し、それが砲兵の観測範囲にある場合、突然破砕射撃は砲兵の最優先任務となる。

蹂躙

火力制圧された敵支配地域に対して、装甲化部隊が突入することを蹂躙と定義する。蹂躙は条件(火制が成立している)が許す限りにおいて、あらゆる戦術階梯において行われる。蹂躙の目的は緊要地形の確保であり、その目的が必要するところに応じて退路の遮断や孤立した敵の掃討を副次的に行う。

バックアップ

偵察/監視

人工衛星が破壊された場合、その偵察任務は航空機が担う

射撃管制

人工衛星が破壊された場合、その中間誘導任務は航空機が担う

予想される敵の行動と対処

南部国境からの侵入

南部国境は8月25日から大規模な部隊展開が行われており、対戦車壕、ATM発射陣地、砲兵陣地、レーダー基地、前線飛行場などが整備されている。これらの陣地の目的は哨戒と我の防御縦深の遮断である。すなわち、前線付近の哨戒センサーによって攻勢発起を予報し、適切な突撃破砕射撃を誘導する。

北部国境からの侵入

雪中戦コマンド率いる北方軍はは敵の攻勢を察知または推測次第、ただちに適切な火力投射をオスロQRFに要求する。

戦略空挺降下

即応部隊として戦域QRFが沿岸防衛師団もしくは再編部隊から戦車旅団を必要数投入して無力化、しかるのちに掃討する。

モロッコへの侵入

オスマンと共同で港湾都市を中心に拠点防衛を築く。西サハラその他の策源地への攻撃はSSCNを中心にスタンドオフミサイルによって行う。

アイスランドへの上陸

1個の早期警戒飛行隊と4個の戦闘飛行隊がオスロQRFよりローテーションで派遣されている。

作戦参加戦力と配置

陸軍(野戦軍)

地図参照

海軍

ヴァイキング級空母：24隻
- 艦載機

JAS-42C×36
EA-24B×14
E-2D×8
HH-60G×10

ロザイ・ドルフマン級強襲揚陸艦：30隻
- 艦載機

JAS-42B×18
CH-53×4
MV-22B×8

搭載艇

LCV-3×2

フィリップ・アンデルセン級沿海域戦闘艦：76隻
- 艦載機

MH-60R×2

ファン・ホルテン級ミサイル巡洋艦：250隻
- 艦載機

MH-60R×2

ロッテルダム級原子力潜水艦：168隻
シェラン級巡洋艦ミサイル原子力潜水艦：116隻
ストックホルム級原子力潜水艦：16隻
エシャロット級駆逐艦：100隻
- 艦載機

MH-60R×1

配置

水上部隊はCSG(CV×1,CG×6,DDG×3,SSN×3)を形成し、赤点の地点を中心とする400海里のエリアをランダムに遊弋しつつ、航空打撃予備としてオスロQRFの命令を待つ。

空軍

JAS-49A×1200
JAS-49EW×1360
JAS-42A×960
JAS-42B×480
EB-1S×240
B-1R×1800
B-2Eu×480
EW-18×240
C-17A×100
OR-47A×240
CV-22B×240
CH-53K×460
HH-60G×600

配置

在樺太極東空軍

JAS-49EW×960
JAS-42A×120
B-2Eu×120
B-1R×180

を除き固有の戦力はなく、状況に応じて残存している飛行場で運用される。

オスマン

朝鮮ソビエト

結果

戦争1フェーズ2結果