神聖アメリゴ連合帝国の歴史は、かつての大英帝国植民地時代にまで遡る。
当時大英帝国の植民地であったアメリゴは大英帝国の苛烈な植民地支配に対し、独立戦争をしかけ「アメリゴ合衆国」として独立した。
当時まだ新大陸の弱小国家であったアメリゴは、欧州各国からの内政干渉が絶えないでいた。そのため当時のモンロー大統領はモンロー主義「新大陸と旧大陸の相互不干渉」を掲げ、合衆国は西海岸への開拓(フロンティア)を掲げ急速な拡大を行った。
その中合衆国では貧富の差などが拡大し、中にはそれを嘆きアメリカ合衆国皇帝を名乗るものまで現れた。しかしこのノートン皇帝をみた1部のヨーロッパから来た有力貴族であるアニムスフィア家やアインツベルン家などの投資事業などにより、合衆国でもヨーロッパのような貴族社会が形成されつつあった。
その中南北戦争が勃発し連合国と合衆国に別れ内戦が起きたものの史実通り合衆国の勝利に終わった。しかし国内の疲弊は酷く、しだいに懐古主義や貴族らによる君主制運動が起きるようになった。
その中で貴族のまとめ役であり、ヨーロッパの主要貴族との結婚による繋がりがあり尚且つ合衆国経済を牛耳りつつあったアニムスフィア家が皇帝位を要求し請求者になった。
普通であらば失笑されるその行いは、しかしその頃の合衆国議会は腐敗しきっており、故に合衆国民は帝政への変更を受諾した。これがアメリゴ建国の歴史である。
1976年に、カリフォルニア州およびハワイ州が財政破綻し、西ドイツが購入した。その後西ドイツ政府が亡命し今日の
カリフォーニエン=ドイツ(カリフォルニア=ゲルマン)となっている。