架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 新生ブラジル帝国のサッカー
ブラジルはサッカーの国である。
それは新生ブラジル帝国であっても変わらない。
トップは世界で活躍するセリエAプレイヤーから、裏路地の広場でボールを蹴る草プレイヤーまで、実に多くのブラジル人たちがプレーをしている。
そして、その熱中度は人種すらの垣根を取り払い、多くの移民者達や原住民達も虜にした。
現在でもトップリーグ20チームには、クワトロ・デ・オデッサを始めとしたスポンサーが付き、その輝かしい世界は新生ブラジル帝国の臣民たちを魅了する。

草サッカー

フットサルも含み、新生ブラジル帝国のどこに行っても見られる。
中には軍や警察やプランテーション(農場)の中で対抗戦等をしたり、市民大会レベルでの試合もある。
ここでセカンドリーグのスカウトの目に止まった人間が、セカンドリーグに上がる資格を得る。

セカンドリーグ

州規模で20のチームで争われる。
新生ブラジル帝国はアフリカ租借地まで合わせると、実に30のリーグブロックがあり、ブロックリーグの優勝チーム同士がセカンドリーグのトップを決めるリーグ戦を行う。
セカンドリーグ優勝チームには、トップリーグ最下位チームとの試合が行われ、勝ったチームがトップリーグに残留する。
ある意味、最も熱い層とも言える。

トップリーグ

セカンドリーグから上がった20チームによるリーグ戦。
トップリーグの試合は全国に生中継され、かなりの視聴率を叩き出している。
トップリーグ優勝決定戦に至っては、帝都リオデジャネイロスタジアムでの御前試合となる。

帝国代表チーム

トップリーグ内からの選抜40名で作られるチーム。
皇帝が自ら任命し、盛大なセレモニーも行われ、監督には騎士号が授与される。
彼らは世界戦に向けて、王宮内の施設にて日夜トレーニングを積む。

余談

これほどの人気を誇るサッカーだが、過去1度だけ中断された事がある。
それは新生ブラジル帝国の、英雄的F-1レーサーのレース中のクラッシュでの死亡事故の速報であった。