架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 四国連合の兵役
四国連合共和国の兵役について解説する。

目次


徴兵制

採用理由

四国軍は以上の理由により、徴兵制を選択している。
  1. 志願兵のみの軍隊は、国防負担が特定の層に偏ることとなり、不公平である。
  2. 志願制では十分な兵員を確保できない。
  3. 四国軍は優れた教育訓練システムを持っており、徴兵制でも軍事技術の高度化に対応できる。

徴兵検査

四国国籍を有する男女は、18歳に達すると徴兵検査を受ける。
受検者は以下のように分類される。
合否等級基準兵役
合格優等心身共に健康で、体格に優れる現役に編入
良好心身共に健康予備役に編入
優等者が足りない場合、現役に編入
志願すれば、無条件で現役に編入
及第健康にやや不安あり予備役に編入
優等者と良好者が足りない場合、現役に編入
志願すれば、無条件で現役に編入
不合格不可心身に著しい障害がある兵役免除
病気のため1年後に再検査

選抜

優等者は現役兵として訓練を受け、良好者と及第者は予備役として代替役に従事する。これが基本である。
ただし、近年は生活水準が向上したため、優等者だけでも四国軍の定数を大きく上回る。そのため、入営抽選が常態化している。

徴兵の猶予・免除

  1. 高等教育機関の学生は、徴兵を猶予される。
  2. 少年院や少年刑務所に服役している者は、徴兵を猶予される。
  3. 妊娠中の女性は、出産から1年が経過するまで徴兵を猶予される。
  4. 高等教育機関在学中に予備役士官訓練を受けた学生は、予備役士官なので徴兵を免除される。
  5. 技能士官・技能下士官に志願した国家資格保有者は、予備役の士官・下士官なので徴兵を免除される。

徴兵不正

不正な手段によって徴兵を回避した場合、厳罰に処せられた上で、不名誉除隊と同等の扱いを受ける。つまり、すべての公務員試験、ほとんどの国家資格試験から排除される。それでも、不正を働こうとする者は後を絶たない。

役種

現役

四国軍現役部隊の構成員。訓練漬けの毎日を送っているので、練度は非常に高い。有事には真っ先に出動する。
徴集兵
徴兵されて兵となった者。四国軍には徴兵検査合格者全員を受け入れる枠がないため、優等合格者の中から特に優秀な者が選ばれる。入営から2年が経過すると除隊する。下士官に志願して認められれば、職業軍人となる。
志願兵
志願して兵となった者。徴兵検査合格者は志願すれば、等級にかかわらず入隊できる。入営から2年が経過すると除隊する。下士官に志願して認められれば、職業軍人となる。
職業軍人
志願して士官・下士官となった者。専門的な教育・訓練を受けたプロ。一定期間を過ぎても昇進できなかったり、入隊から一定年数が経過したりした者は除隊する。

予備役

四国軍予備役部隊の構成員。
即応予備役
除隊から5年以内の現役経験者。年間9週間の訓練を受ける義務がある。比較的練度が高く、優先的に招集される。
予備役
現役未経験者及び即応予備役を終えた現役経験者。年間2週間の訓練を受ける義務がある。即応予備役と比べると、体力も練度も劣る。その階級の服役停年に達すると、後備役編入となる。
即応予備役がすべて動員された後、予備役在籍年数が少ない順に招集される。ただし、実際に招集された例は数えるほどしかない。

後備役

服役停年に達した者。年間1週間の訓練を受ける義務がある。服役停年から5年が経過すると、国民兵役に移る。
予備役がすべて動員された後、後備役在籍年数が少ない順に招集される。招集された例は皆無である。

国民兵役

服役停年から5年以上経過した者。訓練義務はない。予備役がすべて動員された後、若い順に招集される。

免役

心身に著しい故障がある者は兵役免除となる。