架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 四国海軍の航空機動部隊
目次


概要

航空機動部隊は四国軍の「先制・集中・撃破」ドクトリンを海洋上において実現するためのアプローチである。1個航空戦隊、2個防空戦隊、2個対潜戦隊、1個潜水戦隊、1個補給戦隊という重厚な構成により、火力、防空能力、対潜戦能力、渡洋遠征能力をバランス良く備えている。防空戦隊と対潜戦隊は旗艦機能を備えた艦を持っており、他部隊からの増援を加えれば、独立部隊として行動することもできる。

任務

  1. 領海の安全
  2. 海上交通の安全
  3. 世界平和

コンセプト

空の盾

水上艦にとって最大の脅威は航空攻撃である。列国の空母機動部隊は80〜120機の艦載機を擁している。この強大な航空火力に対抗する手段として、四国海軍はミサイル巡洋艦1隻、ミサイル駆逐艦3籍からなる防空戦隊を2セット用意した。分厚い防空火力をもって、敵航空火力を撃砕するのである。

海の壁

いかな巨艦と言えど、水中からの一撃には耐えられない。列国海軍は航空戦力の充実に力を入れており、強力な潜水戦力を持つ国は少ない。しかし、潜水艦の危険性を考慮すると、対潜防御の強化は必須である。四国海軍は軽空母1隻、駆逐艦3隻からなる対潜戦隊を2セット用意し、鉄壁の監視網を敷いた。

火力の傘

空母機動部隊の強みは、何よりも投射できる火力の量にある。四国海軍は超大型空母1隻もしくは大型空母2隻を機動部隊に配備することで、2個空母航空隊による航空攻撃を可能とした。防空戦隊、対潜戦隊、潜水戦隊も高い攻撃力を備えている。圧倒的な火力が水上も地上もまたたく間に制圧する。

空の眼、海の眼、天の耳

情報は命である。哨戒機と早期警戒機が空にあり、艦艇が海にあり、獲得した情報を指揮所に絶え間なく送る。友軍が得た情報は高度なデータ・リンクシステムを通じて共有される。指揮所はこの膨大な情報を素早く処理する能力を備えている。このため、四国海軍の機動部隊は常に情報的優位を有する。

絆の力

艦隊を艦隊として機能させるものは通信である。通信を失った艦隊は、ただの艦の集まりと化し、無力化される。四国海軍は過剰気味と称されるほどに強力な通信システムを各艦に搭載し、電子戦力を手厚く配備し、指揮通信システムの堅牢性を確保した。また、「自分が最もされたくないことを敵にする」という作戦の基本にのっとり、電子的妨害手段を豊富に有している。

大食い対策

空母機動部隊は大飯食らいである。軍艦は大食いである。航空機は大食いである。数千名の兵士は大食いである。この大飯食らいを養うため、四国海軍は巨大な補給艦4隻からなる補給戦隊を丸ごと補給担当に充てるという大盤振る舞いをした。

編成

航空戦隊

第1防空戦隊

第2防空戦隊

第1対潜戦隊

第2対潜戦隊

潜水艦戦隊(潜水艦隊より派出)

補給戦隊