架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 国家情報局(カリフォーニエン=ドイツ)
 カリフォーニエン=ドイツの情報機関。

概要

 正式名称はReichnachrichtendienst。プロイセン参謀本部内に最近新設された直属の情報機関であり、体系的には国防省の管轄組織である。カリフォーニエン=ドイツ国内外における情報活動を担っており、安全保障上の観点から、情報収集や防諜活動、軍事偵察衛星などのデータ解析などを行う。詳細な活動内容は国家機密とされ明らかになっておらず、軍上層部および政府上層部でもその詳細を知っているのは参謀本部参謀総長と国防大臣その他閣僚などごく一部に限られる。国家情報局長官は中将クラスに割り当てられる。同盟国間で情報の共有をより迅速に行うため、政府・軍同様、類似情報機関と緊密に連携している。

規模

約1100名
内訳:
国内外活動情報員…560名
本部情報員…240名
後方支援情報員…300名
なお、国防軍組織のためほとんどの者は軍の階級を持つ。

予算

 40億マルク(2020年度)

目的

 カリフォーニエン=ドイツの国益及び国民保護、また国防上・安全保障上の観点から益となり得るあらゆる種類の情報を収集、またはその情報流出を防ぐ。これら情報収集活動に加え、仮想敵国に対する工作活動も併せて行う。上述したとおり同盟国の類似情報組織と連携することも多い。

歴史

 旧ドイツ国防軍情報機関や戦後のゲーレン機関が元となっている。旧西ドイツの情報機関(BND)や旧東ドイツの情報機関と秘密警察シュタージの蓄積されたノウハウを受け継ぐ。カリフォーニエン=ドイツ建国当時、旧東西ドイツ情報機関出身者は内務省や外務省に多く所属していたが、参謀本部がいち早く情報機関の創設主張したために、軍主体の情報機関が誕生した。当初はプロイセン参謀本部第三課だったが組織拡大のため国家情報局と名称変更、やがて参謀本部直属ながらも他省庁の部署と比較してより高度な専門行動が行える部門となった。
 歴史的に両ドイツは情報機関が優秀であったが、その構成員や出身者が居たため旧東西ドイツの情報収集システムを折衷して採り入れている。CIAに勤務していた者もいるとされている。