架空国家を作ろう 第2.6世界線 - 空対艦ミサイル MASHISM
兵種
空対艦ミサイル
MASHISMマシズム
(Mari Ati-Ship HIgh Speed Missile)
全長8.5m
翼幅1.7m
射程700km
弾頭250kg
空虚重量1800kg
推進方式
二段階
第一段階 固形ロケット
第二段階 DMSJ
最高速度M9
誘導方式
中間
GPS/INS
終末
アクティブパッシブ複合

概要

マリにおいてカトラスから設計図の形で譲渡された兵器群の改変プロジェクトにおいて開発された空対艦ミサイル
B-F空対艦ミサイルをベースにしているが大幅な改変、特にエンジンが大きく変更されている

特徴

このミサイルに搭載されたDMSJはスクラムジェットエンジンとラムジェットを切り替えることが出来る新型エンジンである。
このエンジンはマリ兵器開発局に在籍するエーレスラント技術者によって提案された物で革新的なゲームチェンジャーになると大いに期待されていた。
しかし搭載するミサイルの開発が難航していた。
しかしカトラスの崩壊に際して移住して来た兵器設計図、技術者達が提供したミサイルの中のB-F空対艦ミサイルが注目された。
形は大きく改変することになるがその誘導方式等は要項を満たすものであるためこれをベースとする事になった
結果、完成した物は幾つかのアビオニクスに共通点がある程度でほとんどの部品を入れ替えフォルムも大きく変わった物が完成した。
しかしほとんどテセウスの船に近い状態ではあるが名目上はカトラス重工業製B-F空対艦ミサイルをベースにした後継機にあたる。

DMSJ

デュアルモードスクラムジェットエンジン

スクラムジェットとはラムジェットの中でも、燃焼室内の流動が超音速になるタイプを指すものである。
単なるラムジェットエンジンの場合、流入する超音速気流を仕組み上強制的に亜音速に減速させる。 これは、エンジン内温度の上昇、エンジン内圧力の上昇を伴うため、速度の上昇に伴ってそれらの数値が増加していく。そして温度が過剰になると、燃焼生成物がいよいよ熱によって乖離して燃料エネルギーを効率よく取り出せなくなり、性能の低下を招く。
ラムジェットエンジンの上限を引き起こすこの性能低下は、超音速流を維持できる範囲で減速度を制限し、過度のエンジン内温度の上昇や全圧下降を抑えることで緩和することができる。
しかし問題としてスクラムジェットエンジンはマッハ5以上でしか動作しないという点がある。
つまりスクラムジェットエンジンは超超音速以上の速度域でしか使えない、しかしマッハ5以上の速度域においては単純な機構により圧倒的な省燃費を誇る。
しかしラムジェットエンジンは先のとおり速度が高まるほどその効率は落ちるが爆発的な加速を得ることができる。
そこで本ミサイルに搭載されたデュアルモードスクラムジェットエンジンはラムジェットエンジンとスクラムジェットエンジンを切り替える。
この方法により超超音速状態を維持したままの長距離射程を実現した。