ヴィリムは新生ブラジル帝国の鉱業会社である。
Villa Rica Mining(ヴィラ・リカ鉱業)の略で有るViRiMを社名にしている。
ミナス・ジェライス州?の鉱山地帯と、エスピリト州?とマラニョン州?の港湾を結ぶ鉄道を経営し、エスピリトサント州?とマラニョン州?に鉱石輸出専用の港湾を所有する。
港湾にはヴィリムが所有する12隻の20万t級バラ積み貨物船が有る。

鉄鉱石年間生産量は1億2200万t。
主要鉱山は北部のパラー州カラジャス、南部のミナスジェライス州のイタビラとサミトリである。この3箇所でヴィリムの生産量の約90%を占める。
ボーキサイトの生産量は1070万t、マンガン170万t、金は1.6t。
保有鉄鉱山の推定埋蔵量は39億9000万t。

元々は第2次世界大戦中に、連合軍への資源輸出用に設立された国営会社。
1970年、軍事政権より新生ブラジル帝国に接収され、帝国の重要な資金源となる。
1992年、軍事政権時代から続く慢性的なインフレ対策の一環として、民営化となる。