架空国家を作ろう 第2.6世界線 - ロザイ・ドルフマン級強襲揚陸艦
ロザイ・ドルフマン級強襲揚陸艦
基本情報
種類強襲揚陸艦
同型艦18隻取得予定
運用者エーレスラント海軍
建造費187億6500万クローネ(CG-144)
建造所デビュイ造船所
性能
排水量67000トン
全長363m
全幅78.8m
吃水9.9m
機関NE-R6500 ガスタービンエンジン×4基
出力112000hp
速力最大30ノット
乗員980名(操艦要員)
1223名(航空要員)
1880名(海兵隊用マージン)
艦載機重輸送ヘリコプター×18機
垂直離着陸輸送機×18機
垂直離着陸戦闘機×14機
レーダーE/SPY-3 MFR:3面
E/SPY-8 ASDR:4面
E/SPS-73 対水上/航海用:1基
ソナーE/SQS-60 中周波式:1基
E/SQS-61 高周波式:1基
E/SQR-20 曳航式:1基
妨害装置AN/SLQ-32(v16) 電波探知妨害装置:1基
AN/SAQ-1 指向性エネルギー赤外線妨害装置:4基
AN/SLQ-58 ノイズバルーン展開装置:4基
Nulka:2基
SRBOC:4セット
C4ISTARGCCS-M
NTDS/MADL
ノルデンシステムBL/3D
E/SQQ-12




概要

エーレスラント連合王国が運用している強襲揚陸艦。本級はLHA-Xの計画名で呼ばれていた。エンアワー級強襲揚陸艦の更新艦として計画され、基本的な設計コンセプトは前級を踏襲している。一方で、航空機運用能力の大幅な強化や新型のステルス性を重視した艦橋など、現代の交戦エンベロープの拡大に適応させた箇所も多数ある。エンアワー級以前のLHAと決定的に異なる本級の最大の特徴は、航空機の運用を最重視し、ダフネ級やエンアワー級等の揚陸艦にあるウェルドックを縮小してその分航空機搭載量を増大させた事である。遠征打撃群の中核として状況によっては正規空母並みの航空戦力を提供する事が可能で、水平線外からの揚陸作戦を意図している。

一方、ヴァイキング級をはじめとする正規空母が大量の弾薬と露天緊止を含めれば100機近い航空機を運用できるのに対して、ドルフマン級強襲揚陸艦はあくまで揚陸艦として設計されている。飛行甲板とエレベーターと格納庫は空母のそれと同様のものが採用されているが、「強襲揚陸艦」はやはり揚陸艦で、艦内には上陸部隊の居住区や車両甲板、装備・弾薬の倉庫、それに上陸用舟艇やLCACの入るウェルドックがあり、空母のように航空機搭載・運用だけに特化しているわけではない。

揚陸機能

ダフネ級強襲揚陸艦は満載排水量2万トン程度の中型艦であり、敵前上陸に耐えうる強固な船体と『安さ』があった。しかし今日において、水上戦闘艦と同等の電子機器や射撃管制システム、C4Iシステムを搭載した強襲揚陸艦は空母や沿海域戦闘艦に匹敵する高価値艦となり、敵前に晒すにはあまりにもリスクの高い存在となってしまった。本級では、航空揚陸作戦を中心に水平線外からの揚陸に特に力を入れている。エンアワー級は海岸線から20kmまで接近してLCAC、LCU、アムトラックを発進させるスタイルだった。本級においてもそれは可能だが、ラスト10マイルの数十分に渡る決死の攻防が作戦の成否を握るあまりにも挑戦的なドクトリンであり、危険だとすら考えられた。そのため、本級は海岸線から200〜400km離れた遠隔地で遊弋しながら垂直離着陸機による反復揚陸を行うことを想定したセットインがなされている。これまでエーレスラント海兵隊で運用していたSTOVL戦闘攻撃機のJAS-42B JSF、ティルトローター機のV-35等の大型機の運用を前提としており、CH-53K重輸送ヘリコプター、MH-60S多用途・哨戒ヘリコプター、AH-27攻撃ヘリコプターの搭載を予定している。

搭載物質

  • 完全武装歩兵:1800名
  • 主力戦車:8輌
  • 水陸両用兵員輸送車:24輌
  • 軽戦車:8輌
  • 歩兵戦闘車:16輌
  • 騎兵偵察車:8輌
  • 高機動車:120輌
  • 6×6トラック:24輌
  • 6×6タンカー:5輌
  • 155mm榴弾砲:18門