2010年、母のパトリシアが亡くなった。親族の殆どが元皇族のリチャードの受け入れを拒否し頼れる人物はいなかった。更には住み慣れた家を親族に奪われ自分の荷物のみで放り出されたのである。故郷にいる理由がなくなったリチャードはブリテン島に渡る事を決意する。しかし、ブリテン島についた時に元皇族という事が分かり強制的にアイルランド島に送り返された。ライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンが追い出す時に使った追放刑が未だ有効だった為である。絶望したリチャードはアイルランド島を離れ
ギアナ自治領に向かった。そこで身分を偽り日雇い労働をやりながら食事をして寝るを繰り返していった。