ラタトスクの特徴は、あらゆる地形や天候などに対応し宇宙空間にある衛星を通じてリアルタイム情報収集が可能な点である。歩兵や兵器の数、基地の機能、天候や湿度温度も観測可能でありそれらの情報が端末に24時間送信され続ける。
敵の発する暗号通信を分析及び解析しその内容を司令部及び部隊間に転送される。その際敵による傍受された場合は非アルゴリズム関数により自動的に意味不明な言語となり、敵の傍受を困難にする。詳細は軍事機密。一方で高性能コンピュータを内蔵するために電池消費が激しく、前線部隊への兵站に負荷がかかることが指摘されており今後の課題とされる。
敵が発射した弾道ミサイル攻撃及び砲撃を熱源及び演算装置により導き出しその情報をリアルタイムで端末に表示される。これにより小隊レベルで独立した観測射撃、調整射撃、振り分け射撃が可能となった。