種類	株式会社
本社所在地	オスロ
設立	1989年10月5日
業種	保守管理業
事業内容	自動車専用道路建設・運営
代表者	エレナ・アレンデール
資本金	988,725万クローネ
売上高	3,987,266万クローネ
純利益	24万クローネ
従業員数	6,200人
決算期	9月1日

エーレスラント全土に網目のように張り巡らされている自動車専用道路「ユーロバーン」の建設・保守・管理を担う企業。アレンデール王家が株式の63%を持ち、株主議決権行使をユーロ・ホールディングス?に委託している。登記上の代表者はエレナ・アレンデールだが、最高経営責任者は前運輸省大臣のレイモンド・ファン・デル・メールである。一部の指定区間を覗き、都市間連絡路では速度無制限となっている。王立高速道路時代から細々とアレンデール家やルイ家、アルノ家などの有力貴族の私財によって運営されていたが、2002年の金融危機による大量レイオフの影響を受け、状況は一変する。ユーロバーンは一時的失業者を、事実上無制限に受け入れられるセクターとして注目され、多くの失業者が保守整備と新規路線の建設のために雇用された。定常的な失業者へのセーフティネットとして働く3組合の他に、ユーロバーンは劇的な景気の悪化や社会不安に対応するバッファとして、大きな雇用の受け皿となっている。経済学者のマルクス・ホプキンスはユーロバーンを「この全土に広がる道路は景気が悪くなるほど綺麗になる。『地獄への道は善意で舗装されている』ことの傍証だろう」と評している。

コペンハーゲン：本社