架空国家を作ろう 第2.6世界線 - メタアトランティック級原子力ミサイル母艦

メタアトランティック級原子力ミサイル母艦

全長416m
全幅62m
喫水19.4m
全高122m
原子炉SCWR炉 1.2GW級 10機
速力34kn
排水量199750t
乗員6000名(合計)
2000名(個艦要員)
3600名(火器管制システム要員)
400名(司令部要員)
武装3S59-2A 156セル
3S59-2B 700セル
ISDS-1 32機
チャフフレアランチャー 複数
レーダーアイスト 4面 捜索/追尾
アクバ 24機 火器管制
アオム 4面 LIDAR
対水上レーダー
ソナーSCSS-1 艦首ソナー
SCSS-11 可変深度式
SCSS-21 曳行式
電子戦装備ELINT機器
デコイランチャー
C4IINDIVIA ver5.00
ATFC-1

概要

オスマン連邦の超大型艦艇、主に弾道ミサイル撃墜能力を重点的に強化している。その特徴は超巨大なアクティブフェーズドアレイレーダーとそれを支えるための超大型艦橋にあるだろう。また、SLBM級ミサイルまで搭載可能であり攻撃用途としても使用可能である。また、防空能力は世界屈指ともいえる水準であり戦略的価値も極めて高い。

レーダー

アイスト
形式AESA
用途索敵/追尾
素子数GaN素子 500万個
アレイ規格1辺37m/正八角形
アレイ面積6610m^2
周波数Xバンド
出力220MW
ビーム幅0.002°×0.002°
走査速度180rpm
探知距離12000km(対弾道ミサイル/対衛星)
6000km(対航空機)
同時探知数24000
同時追尾数8000
対宇宙同時攻撃数128
ビーム照射数6000
妨害電波出力2.8MW×16
電子妨害有効範囲180km
対応周波数0.2MHz〜38GHz
アイストレーダー(先進統合戦略戦術レーダー、Advanced Integrated Strategic Tactical Radar、AIST Radar)はオスマン連邦の超大型アクティブフェーズドアレイレーダーである。衛星や弾道ミサイルの撃墜のほか、対航空機や巡航ミサイルなどの撃墜などの支援に使用する。脳筋的出力は擬似的なアンチステルスを可能とし理論上RCS値が0.0001m^2の航空機を780kmの時点で発見することができる。いうまでもなく水平線の都合上高RCS目標もそこまで探知距離が変わらないのは触れてはいけない。また、ジャミング能力が付与されており毎回揉める電子妨害ユニット問題を解決するに至った。また、COLOS誘導も担当している。
アクバ
形式デュアルバンドAESA
用途火器管制
出力25MW×2
周波数VHF
Xバンド
探知距離500km(vsRCS0.0001m^2)
同時迎撃数16(同時誘導数32)
アクバレーダー(先進複合周波数帯攻撃レーダー、Advanced Compound-frequency Band Attack Radar、ACBA Radar)はオスマン連邦の新型火器管制レーダーである。2つの長方形型AESAレーダーが並んだような外見をしている。アクバレーダーは2つの異なるAESAレーダーによって低RCS値目標から一般目標まで網羅できるようになっている。更に誘導能力が付随しておりこれによりTVMを中心とした誘導が可能となった。基本的にサルボーを基本としている。
アオム
形式LIDAR
用途多目標捜査/火器管制
出力50MW
周波数IR
探知距離220km
同時探知数512
同時追尾数300
同時攻撃数100
アオムレーダー(Advanced Optical Multipurpose Radar、先進光学多目的レーダー)はオスマン連邦のフォトニクスレーダーである。アオムレーダーは厳密にはレーザーである。このレーダーは他のレーダーの精度の補完のほか、独自に索敵、攻撃することが可能である。このため、サブレーダーとしても有効でありなおかつ比較的小型艦にも積みやすい特徴がある。

武装

ISDS-1
ISDS-1(個艦防御システム1型、Individual Ship Defense System-1)はオスマン連邦の開発した新型CIWSである。これは大口径機関砲によるCIWSとされておりそのレートはオスマンには珍しく高いものとなっている。また、沿岸への攻撃や掃海にも対応している。ちなみに連装である。
砲弾30mm×170mm
砲身6連装
形式ガトリング砲
連装数2
仰角87°〜-13°
旋回角360°全周
発射レート4500×2/分
最大射程5km
レーダー艦載レーダーに依存
3S59-2A
全長上限2400cm
直径上限350cm
対応ミサイルSLAM-11
SLBM-7.7
ALBM-8
宇宙ロケット(MA規格のみ)
オスマン連邦の新型VLS、3S59の発展型である。SLBMサイズのミサイルを搭載可能であるためにGBIが中心に搭載される。
3S59-2B
全長上限1400cm
直径上限95cm
対応ミサイル(1セルあたりの搭載数)ASrADM(7)
AMrADM(4)
ALrADM(4)
AMpADM(1)
SLCM-71(1)
SLCM-72(1)
SLSM-27(1)
SLSM-28(4)
ALCM-30(1)
SLAM-10(1)
SLCM-17(1)
SLCM-19(1)
オスマン連邦の新型VLS、こちらも3S59の発展型である。キャニスターを通して最大7連装まで搭載可能である。
ASrADM
全長400cm
直径25cm
重量350kg
弾頭重量60kg
弾頭種類指向性破片
速度M5.5
射程50km
射高18km
誘導TVM
SARH
エンジン固体燃料ロケット
運動性能±55G
ASrADM(Advanced Short-range Air Defense Missile、先進近距離防空ミサイル)はオスマン連邦の個艦防空ミサイルである。TVMによるきめ細やかな誘導と最大±55Gに及ぶ運動性能はあらゆる対艦ミサイルを逃がさない。3S59-2Bに7連装で搭載されるためかなりの搭載数を誇る。TVMの都合上最大同時迎撃能力はAMrADMには劣るがそれでも艦の装備が優れていればそれを克服することができる。SARHはLバンドからTHz帯までのいくつかの周波数域に対応している。
AMrADM
全長1000cm
直径38cm
重量1100kg
弾頭重量120kg
弾頭種類指向性破片
速度M6
射程180km
射高40km
誘導INS
COLOS
SARH
エンジン多段式固体燃料ロケット
運動性能±55G
AMrADM(Advanced Medium-range Air Defense Missile、先進中距離防空ミサイル)はオスマン連邦の艦隊防空ミサイルである。アイストレーダーや他のレーダーによるCOLOSは同時迎撃能力を比類の無い水準に高めることとなった。INDIVIA ver5.00より対応したCOLOS誘導による飽和攻撃対処はARHミサイルによる電波資源の枯渇問題に対しての解となりINDIVIAシステムの発展の一つの転機となったのはいうまでもない。基本的にサルボーで対処するため4連装であることは絶対条件であったため、多段式として長くすることにより解決するに至った。SARHはLバンドからTHz帯までのいくつかの周波数域に対応している。
ALrADM
全長1400cm
直径40cm
重量1750kg
弾頭重量180kg
弾頭種類指向性破片
速度M6.5
射程650km
射高60km
誘導INS
COLOS
SARH
デュアルバンドARH
エンジン多段式固体燃料ロケット
運動性能±55G
ALrADM(Advanced Long-range Air Defense Missile、先進長距離防空ミサイル)はオスマン連邦の艦隊防空ミサイルである。ALrADMは遠距離も目標を攻撃することが主目的とされており対艦ミサイルの母機自体を攻撃することが可能でありミッションキルを狙えるようになっている。また、限定的ながら対弾道ミサイルとしても使用可能である。また、陸上部隊の防空支援も可能となっている。180kgの指向性破片弾頭は300m離れた敵機を撃墜可能である。SARHはLバンドからTHz帯までのいくつかの周波数域に対応している。
AMpADM
全長1400cm
直径50cm
重量3250kg
弾頭重量200kg
弾頭種類指向性破片
速度M10(対弾道ミサイル)
M8(通常)
射程550km
射高80km
誘導INS
COLOS
SARH
テトラバンドARH
エンジン多段式固体燃料ロケット
運動性能±55G
AMpADM(Advanced Multi-purpose Air Defense Missile、先進多目的防空ミサイル)オスマン連邦の汎用ミサイル、蛮用ミサイルではない。対弾道ミサイル、対航空機、対対艦ミサイル、対巡航ミサイル、対艦ミサイルの全てに対応している。その弾頭の加害半径は極めて広くあらゆる航空機やミサイルに有効とされている。ただし、対弾道ミサイルでは僅かながらその有効性を疑問視されている。4バンドにも及ぶARHは極めて高い精度を確保しその任務達成可能性を高めることに寄与した。SARHはLバンドからTHz帯までのいくつかの周波数域に対応している。
SLAM-11
全長2400cm
直径350cm
重量127500kg
段数3
弾頭キネティックMIRV弾×16
射程12000km
到達高度3500km
推進方式固体燃料ロケット
誘導方式INS
司令
IIR
デュアルバンドARH
破壊形式直撃
オスマン連邦の対弾道ミサイル、対衛星ミサイル、3S59-2A VLSより運用される。弾道ミサイルはミッドコース段階で破壊を試みる。また、衛星に関しても攻撃可能である。最大で16目標を1発で同時攻撃することができる。
SLBM-7.7
全長2100cm
直径230cm
重量102000kg
弾頭ペイロード6t
弾頭種類450ktMIRV×6
450ktMIRV×2+1t通常弾頭×4
速度M10(対弾道ミサイル)
M8(通常)
射程18000km
CEP50m
オスマン連邦のSLBM、3S59-2Aの搭載ミサイルに採用された。戦略原子力潜水艦の予備扱いである。
ALBM-8
全長2000cm
直径200cm
重量75000kg
弾頭ペイロード10t
弾頭20Mt核弾頭
高性能炸薬500kg/1t/2t/5t/10t
対艦1t/2t弾頭
多目的クラスター
サーモバリック
その他
速度M8.6
射程6000km
CEP25m
ALBM-8はオスマン連邦の超大型戦術ミサイルである。主に対地攻撃に使用される。自称巡航ミサイルである。
SLCM-71
全長8.2m
全幅72cm
重量3.8t
射程距離5500km
エンジンターボジェット
弾頭重量750kg
弾頭種類450kt核弾頭
0.8kt低出力核弾頭
750kg通常弾頭
サーモバリック弾頭
BC弾頭
高度20m
18000m
速度1000km/h
誘導司令
INS
衛星
TERCOM
RCS値0.001m^1
オスマン連邦で開発された巡航ミサイル、主に遠距離打撃能力強化のために開発され、今回の3S59-2Bに採用された。主に対地攻撃に使用される予定である。
SLCM-72
全長1120cm
直径90cm
重量10t
弾頭重量約1t
弾頭徹甲榴弾(HNIW200kg)
半徹甲榴弾(HNIW400kg)
榴弾(HNIW1000kg)
エンジンターボファン
インテグラルロケットスクラムジェット
速度M0.9(第一段階)
M8.7(第二段階)
航続距離1700km〜3200km
誘導衛星
INS
ARH
IIR
高度40000m
オスマン連邦で開発された新型巡航ミサイル、3S59-2Bで初採用である。対艦ミサイルとしても使用可能であるが高価である問題が存在する。唯一戦艦に対して有効とされており実際に1tの弾頭とM8.7の運動エネルギーは従来の戦艦の主砲弾の威力を超越している。更に8Gのランダムな回避機動を取ることができる。
SLSM-27
全長6.8m
直径533mm
重量1.8t
弾頭SSTT-35短魚雷
機雷
速度M3
航続距離120km
誘導司令
オスマン連邦のSUM、長射程であることから採用された。かなり大型である特徴がある。
SLSM-28
全長6.8m
直径400mm
重量1.2t
弾頭SSTT-35短魚雷
機雷
速度M3
航続距離50km
誘導司令+INS
SLSM-27の小型進化版、3S59-2B VLSに4発を1セルに搭載可能である。他は変わらない。
ALCM-30
全長8.2m
直径700mm
重量8t
弾頭重量750kg
弾頭種類高性能炸薬(HNIW)
速度M7.5
高度20000m
航続距離800km
誘導司令
INS
ARH
エンジンインテグラルロケットスクラムジェット
オスマン連邦の極超音速対艦ミサイル、従来のものが採用された。その突破能力は高いと評価されているがSLCM-72の採用により引退も近いとされるが比較的安いのでまだまだ現役予定である。
SLAM-10
全長8.2m
直径80cm
重量2.3t
弾頭キネティック弾頭
有効射程4000km
高度1000km
最大速度M15
誘導衛星+INS+IR+ARH
ロケット固体燃料ロケットほか4段
オスマン連邦の対弾道ミサイル迎撃ミサイル、ミッドコース段階で迎撃を試みる。AMpADMはターミナルコース段階であるからこれが唯一の選択肢となっている。限定的な衛星攻撃能力も保有している。
SLCM-17
全長8.2m
直径72cm
重量10t
速度M4.6(巡航)
M6.2(突入)
航続距離1750km+100km
エンジンインテグラルロケットラムジェット
固体燃料ロケット
弾頭重量750kg
弾頭高性能炸薬
対地貫通
多目的クラスター
サーモバリック
高度40000m
誘導INS
衛星
デュアルバンドARH
オスマン連邦の巡航ミサイル、どちらかというと在庫処分のために採用された。完全にSLCM-72の下位互換である。
SLCM-19
全長8.2m
直径0.9m
重量4.2t
弾頭重量750kg
弾頭高性能炸薬
対戦車クラスター
クラスター
サーモバリック
徹甲榴弾
特殊
高度50km
射程600km
速度M5.5
誘導INS
ARH
衛星
司令
CEP5m
オスマン連邦の戦術弾道ミサイル、一応採用された。

C4I

ATFC-1
ATFC-1(先進戦術戦闘コンピュータ-1、Advanced Tactical Fighter Computer-1)はオスマン連邦の戦闘コンピューターである。これは超大型艦の大量のレーダーなどの処理や戦闘支援などによるINDIVIAシステムの支援を行うために開発された。そのコンピューターの性能は400PFLOPSであり消費電力は30MWとなっている。やはり30機を超えるAESAレーダーの処理を一括で行うためにはスーパーコンピューター級であることが必要と判断された。これによりTVMの大量誘導にも過大な負荷を掛けずに対応できるようになった。
INDIVIA ver5.00
インディウィアシステムバージョン5.00はオスマン連邦のC4Iである。これは従来のデータリンク能力に加えてCOLOS誘導やTVM誘導を効率的かつ高精度で行う能力が追加されたものである。従来のミサイルからアップデートされることにより更に防空能力は向上したと言われている。

船体

外観
メタアトランティック級の外観の最大の特徴は艦中央部にそびえ立つ巨大な艦橋とアイストレーダーである。これはアイストレーダーの巨大なサイズの為に巨大化したと言っても過言ではない。また、艦橋前後にも凸部が存在するがそこにもアクバレーダーが取り付けられておりその上にはCIWSとしてのISDS-1が取り付けられている。また、艦首などはオーソドックスな形をしているがいかんせんでかい。艦橋は上から見ると先端の欠けた菱形のような形をしている。これはアイストレーダーを搭載するためである。
原子炉
原子炉はSCWR炉を10機搭載しその合計出力は12GWに達する。これはレーダーやコンピューターなどに3GWほど消費された上に推進や艦内環境の維持などに使用される電力を賄うために搭載されている。
装甲
装甲はそこまでないが巨大な船体を支えるためにかなり強力な構造になっており耐久性は極めて高くなっている。また、艦首付近は装甲化されおり砕氷能力も多少は保持している。

運用

主に弾道ミサイル迎撃が主目的の運用となる予定である。特に護衛艦艇などが必要であることから少数配備になるとされている。