ムンバイでは大気汚染が大きな問題となっている。2016年の世界保健機関(WHO)世界都市環境大気汚染データベースによると、2013年の年間平均PM2.5濃度は63μg/m^3であり、これはWHOの大気品質ガイドラインで推奨されている年間平均PM2.5濃度の6.3倍となっている。インド政府中央公害防止委員会と在ムンバイアメリゴ総領事館はリアルタイムの大気質データを監視し、公に共有している。2019年12月、
ボンベイ工科大学はセントルイスのワシントン大学マッケルビー工学部と提携し、インドの他の都市の中でもムンバイの大気汚染を研究するための「エアロゾル・大気質研究施設」を立ち上げた。