架空国家を作ろう 第2.6世界線 - マハームドラー
マハームドラー
中型偵察機
製造会社インド航空工廠
性能諸元
乗員1名
全長19m
翼幅30m
全高4.6m
自重8,213kg
最大離陸重量18,945kg
エンジンIF-101×1
80kN
巡航速度860(km/h)
航続距離11,500(km)
最大高度26,000(m)
アビオニクス
レーダーIRD-21
自己防御電子戦装置IPE-24
DIRCMIPR-1
C4ISRHiSADL/インド戦術データリンク/CEC/link16/link22

概要

インド空軍が使用するために開発された戦術偵察機。広大な地上及び海上監視に供するために強力な観測機器を搭載している。
インド軍が今までに経験したテロ戦争や紛争において痛感したのは、地上偵察の重要性であった。敵前線及び広大な縦深の情報を得ることは現代戦において必須であると考えたインド統合参謀本部はインド航空工廠に対し、2002年より中型の戦術偵察機の開発を命じた。試作機は2004年に出来上がり、初飛行は2005年であった。それから搭載電子機器の開発も並行して進められていたため、2007年に初期運用能力を獲得した。2009年に完全運用能力を獲得した。2016年に偵察能力を上昇させるために、改修が行われた。

アビオニクス

IRD-21

種別地上監視レーダー
周波数Xバンド
種類AESA
範囲360度全周
探知距離550km
素子GaN
先進的なレーダー技術を用いて開発設計されており、ムービング・ターゲット・インジケータ/合成開口レーダーモード/逆合成開口レーダーモード等を搭載している。
マルチスタティック機能も搭載しており、アンチステルスレーダーとしての能力を有している。低空を侵入する巡航ミサイルやステルス機、低RCSの船舶等を探知することが可能。
またこのレーダーは海上走査機能と地上走査機能の併用が可能となっており、センサーとしてさらに優秀になっている。
このレーダーは電子戦能力を備えており、自己を防御するだけでなく限定的ながらジャミング能力も備えている。
レーダーの情報をほかのセンサーの情報と統合することにより、より精度の高い情報を提供することが可能。

IPE-24E

種類防御電子戦装置
周波数帯VHF〜Lバンド
作動範囲360度全周囲
曳航デコイや電子戦ポッド等の機能を統合した電子戦装置。
敵レーダー波や電子戦攻撃を受けた際には平時から収集しているSIGINT情報をもとに電子戦を行う。
自力でECM任務を遂行可能な改修を施されており、自機がジャミング等の電子戦を挑まれた際には周波数データ等の情報を収集することが可能。
また対空ミサイルを自機に向け発射された際にはチャフ・フレアや電子戦妨害、DIRCMによって回避・破壊を試みる。それでも回避・破壊できなかった場合は曳航デコイによる回避を試みる。

IPR-1

MANPADS等から発射されたIRシーカーミサイルに対しレーザーを発射することによりシーカーを混乱、或いは焼き切ってミサイルを回避する装備。
近年大型機に装備されてきたものだが、小型機に対しても装備できるように改良された。

IRST

機体全周囲に装備されたIRSTは、赤外線によって飛翔してくるミサイルやレーダーで探知しえなかった航空機の探知などを可能にするもので、ミサイルのキューイングなどが可能。