概要
エリトリア州中東部にあり、紅海のマッサワ海峡に面するエチオピア帝国の要衝地かつ港湾都市。
歴史
エチオピア皇帝イシャク1世の治世にマッサワ島に港が作られたところから始まる。
1557年にオスマン帝国に占領される。その後、エジプト、イタリアに占領され、第二次世界大戦後にエチオピア領に復帰した。エチオピア領になると、エチオピア帝国の海軍基地が置かれ、エチオピア随一の良港として栄えた。
現在では、輸出港として発展し、都市も拡大している。
産業
エチオピア帝国の主要企業の支社や工場が立地する。工業も盛んで、海外への輸出港として機能している。
近年、輸出加工区をここに置き、外国企業の誘致が計画されている。
マッサワ工業団地
エチオピア産業省の管轄で工場用地のほか、道路、排水路、ごみ処理施設、電気、水道、電話などのインフラが整備され、工場運営に必要な銀行、ショッピングセンター、ガソリンスタンド、労働者住居などがある。