現
新生ブラジル帝国国務尚書。
国務尚書は行政府の長であり、皇帝の行政面での代理人を務めるために、先代皇帝時代の行政府の尚書から選出される事が多いが、ホセもその例に漏れず、先代行政府では内務尚書をしていた。
ペドロ10世即位の際、その治安維持と防災関係の業績により国務尚書に指名され、国務尚書の肩書でもあるリオ・ブランコ侯爵の称号を授与された。
経済的な外向傾向にある
ペドロ10世の治政下において、冷静に内務を中心とした行政を行い、膨張傾向に有る軍務省に対しては、
新生ブラジル帝国沿岸警備隊の設立により内務省を抑え役に回すなどの措置を取る傍ら、弱体化している司法省に頭を悩ませている。