架空国家を作ろう 第2.6世界線 - ブラサンガ家
ブラサンガ家
基本情報
家祖リカルド・アルフォンソ・ブラガンサ・ド・アラリ
分類帝室
住居パソ・インペリアル
直轄領帝室直轄州
直轄領人口約1,600万人
主な資金源帝室直轄州のサトウキビ産業
ファゼンダ・ダ・キンタ(酒造)
アラシャ鉱山(ニオブ)
資産国家規模の為、測定不能
代表的な人物リカルド・アルフォンソ・ブラガンサ・ド・アラリ
ペドロ6世
ペドロ7世
ペドロ10世


ブラサンガ家新生ブラジル帝国の帝室とその一族である。
ブラサンガ家を名乗るのは2代目より。
家祖のアラリ公はブラジル独立戦争と赤道連邦の反乱を戦った。
出自的にはブラガンサ家の庶流であり、帝位継承権はさほど高くはない。

歴代当主

ペドロ6世(1967〜1976)
ペドロ7世(1976〜1988)
ペドロ8世(1988〜1994)
ペドロ9世(1994〜2010)
ペドロ10世(2010〜)

現在の家族構成

皇帝ペドロ10世(ペドロ・デ・カルロス・レオポルド・エンリケ・デ・パウラ・ラファエル・フランシスコ・ブラサンガ)
皇后フェルナンド家令嬢
第2妃ランペルツ家令嬢
皇太子マルコ・フェルナンド・ブラサンガ?
リオネグロ公レオポルド・ランペルツ・ブラサンガ
第1皇女イザベル・フェルナンド・ブラサンガ
第2皇女アリシア・ランペルツ・ブラサンガ
第3皇女クリスティナ・ランペルツ・ブラサンガ?

歴史

アラリ公

アラリ公こと、リカルド・アルフォンソ・ブラガンサ・ド・アラリはブラガンサ朝ブラジル帝国の初代皇帝ペドロ1世の一門の当主である。
1822年9月7日のペドロ1世によるイピランガの叫び?の際には側に居たとされ、主に砲兵連隊を率いて戦い、ペルナンプーゴの戦い?により、ペルナンプーゴ県の県都であるレシフェの近隣に有るアラリに封じられ、サトウキビ農園を与えられた。
これがブラサンガ家の前身となる、アラリ公爵家である。
しかし、アラリ公爵家は長くは続かず、1824年にペルナンブーコに加え、マラニョン、バイーア、アラゴアス、パライーバ、リオ・グランデ・ド・ノルテ、セアラーの6県からなる赤道連邦がブラガンサ朝に反旗を翻した。
この時、ブラガンサ朝の一門であり、ペルナンプーゴの戦いで功績を上げていたリカルドは、連邦軍に襲われる。
結果リカルドは2人の息子を逃し討ち死にした。

ブラサンガ家

リカルドの長男であるアンジェロは、弟のジョアンと共にミナスジェライス県の南に有るパライーバ渓谷まで落ち延びた。
パライーバ渓谷ではコーヒー荘園が開拓されており、荘園はブラガンサ朝支持だった為に保護されるが、赤道連邦の反乱はイギリスの介入により、同年11月には平定されたが、アンジェロはなんの活躍も出来ず、ペドロ1世に願い出てブラガンサ・ド・アラリの家名を返上した。
ペドロ1世はこの願いを受けて、アンジェロに対してフェルナンドの家名と、パライーバ渓谷にコーヒー荘園を与えたが、その後ペドロ1世の失脚から始まる摂政時代において、コーヒー荘園の経営をジョアンに任せて、各地の反乱においてコロネル?として私兵連隊を率いて転戦した。
そして、1840年のペドロ2世の帰還によりアンジェロの長男であるホドリゴは、アンジェロの功績により、ブラサンガ・ド・ヴァレンサ{ヴァレンサ伯爵家)としてペドロ2世の一門の端に加わる。
そして、1889年のイザベル・ド・ブラジルのフランス亡命に付いていき、その後大英帝国でブラサンガ家は続くが第2次世界大戦後まで過ごすことになる。

転機

大英帝国内でのブラサンガ家の立場は、名前ばかりであるが子爵でコロネルであった。
1910年にマヌエル2世が亡命先の大英帝国で崩御する。
しかし、ブラジルでは1922年よりリオデジャネイロやサンパウロにて軍部のクーデターが起こり、遂にブラジル合衆国は崩壊した。
しかし、続く世界恐慌からの第2次世界大戦によりブラサンガ家はブラジルへの帰国の機会を失う。
そして20年後の1962年、ようやく後のペドロ6世がブラジルへと渡った。
1866年、フェルナンド家ランペルツ家?の協力の下、王党派と合流したペドロ6世はペドロ1世の故事にならい、9月7日にペドロポリスにおいて即位の儀を行う。
そして、1970年に軍部を打倒しブラサンガ王朝を設立した。

一門

リオネグロ公爵

ブラサンガ家の子弟で、帝位に就かない男子はリオネグロ公爵位を授与される。
ただし、その子に才覚無き場合は爵位は没収され、恩給のみが支払われる。
これは第2代のアンジェロの故事に倣うものである。

フェルナンド家

フェルナンド家は家祖を同じくするブラサンガ家の分家であり、クワトロ・デ・オデッサの筆頭である。
爵位はパライーバ子爵。
爵位を1代限りとする帝国内で唯一、爵位を継承する家であり、パライーバコーヒーフェルナンド海運ならびにファーストフードチェーンのCAFEパライーバを経営する。

裏の顔

帝室直轄州ファベーラを仕切る、レッドコマンドとは、権益を保護する条件にファベーラ等の裏社会を仕切らせている。
新生ブラジル帝国近衛隊ブラサンガ家の表の武力なら、レッドコマンドは裏の武力と言える。