架空国家を作ろう 第2.6世界線 - ファゼンダ・ダ・キンタ
ファゼンダ・ダ・キンタは「農場の中の農場」と言う意味を持つ、ブラサンガ家直営のサトウキビ農園。
帝室直轄州の北部山岳地帯、ミナス・ジェライス州?との州境近くの、標高200mの渓谷に有る。

歴史

ポルトガル植民地時代から、リオデジャネイロ州(帝室直轄州)にはサトウキビ農園が栄えていたが、近年の消費型都市圏化により多くのサトウキビ農園は整地されてしまった。
そんな中で、サトウキビ栽培に必要な条件を多く兼ね備え、かつ新生ブラジル帝国の名産酒であるカシャーサ?を造る土壌を備えたファゼンダ・ダ・キンタのみが帝室直轄農園として残された。

カシャーサ・ダ・キンタ

ファゼンダ・ダ・キンタで生産されるカシャーサ?の銘柄。
アルコール度数は40℃と通常の蒸留酒並みである。
通常カシャーサ?は庶民の酒とされ、安価な物が多いが、この銘柄に関しては高価な中流層以上の嗜好品とされている。
その中でも、カシャーサ・ダ・キンタ・アンブラーナは、伝説の”手作りのアンブラーナ(ブラジル原産の森林樹)の木樽で貯蔵・熟 成されたもので、柔らかく繊細かつ、ほのかに木の香りとスパイスを感じさせるフルーティーな後味が特徴となる職人による手作りのカシャーサで、その中でも厳選された樽はブラサンガ家に直接卸され、市井に出回る事が無い。
故に「幻の酒」とされ、国賓でもなかなか呑めない逸品とされている。