パナジはインド共和国/ゴア州の州都である。都市圏人口は114,759人で、マルガオ、ヴァスコ・ダ・ガマに次ぐゴア最大の都市集積地である。
パナジには、段々畑、赤瓦屋根の建物、教会、川沿いの遊歩道などがある。グルモハルやアカシアなどの木が並ぶ通りがある。バロック様式の無原罪の御宿り教会は、イグレハ広場を見下ろすように位置している。
パナジは、17世紀にポルトガルが首都をヴェルハ・ゴアから移転した後、計画的に建設された。1843年に町から都市へと昇格した。

2011年のインド国勢調査ではパナジの人口は114,405人であった。男性が52%、女性が48%を占めている。平均識字率は90.9％で、男性の識字率は94.6％、女性の識字率は86.9％であった。パナジでは、人口の9.6％が7歳未満であった。

パナジの宗教の割合はヒンドゥー教が64.08％、キリスト教が26.51％、イスラム教は8.84％の信者を占めている。残りの0.4％は仏教、ジャイナ教、シーク教の信者を含む他のものである。

パナジは、1961年にインドがポルトガル領インドに侵攻した後、インドに併合された。 1987年にゴアが州に昇格した際に州都となった。1961年から1987年の間は、ゴア、ダマン、ディウの連邦準州の州都であった。2000年3月、マンドヴィ川を挟んでアルト・ポルボリムに新しい立法議会施設が完成した。パナジはゴア北部県の行政本部でもある。

パナジは熱帯モンスーン気候（ケッペン気候分類Am）である。パナジの気候は、夏は暑く、冬は普通です。夏（3月から5月）の間に温度は32℃に達し、冬（12月から2月）には、それは通常31℃〜23℃になります。
モンスーンの期間は、6月〜9月までである。年間平均降水量は2,932mmである。