架空国家を作ろう 第2.6世界線 - パソ・インペリアル
パソ・インペリアル
は
新生ブラジル帝国
の帝室である
ブラサンガ家
の住居と政務所を兼ねる
帝都リオデジャネイロ
南部に有る王宮。
本来の旧王朝の宮殿は
サン・クリストヴァン宮殿
であるが、そちらは革命後から博物館と動植物園となっているため、
コルコバードの丘
の麓にある、
パソ・インペリアル
、
リオデジャネイロ大聖堂
、
リオデジャネイロ植物園
等を接収復元し、区画整理を行い、城壁で囲い、旧王朝の面影を再現した。
中心となるパソ・インペリアルの西には54ヘクタールの温室を中心とした植物園が有り、内部に研究施設と共に一般開放されている。
パソ・インペリアル内には数多くの歴史的、考古学的、美術的に貴重な物が収められており、研究センターには3万を超える蔵書が保存される。
パソ・インペリアル区画内は
新生ブラジル帝国近衛隊
が駐在しており、軍とは一線をかくした制服に身を包み、右腰に官給品のシルバーメタリックのルガー拳銃、左腰には護拳に装飾が施されたサーベルを吊るしながら、海軍と共に警備をしている。
歴史
1743に総督府として建造され、その後旧帝国の王宮となる。
1888年にはイザベル・ド・ブラジルの奴隷解放宣言が行われている。
革命後は文化的施設として、植物園並びに博物館、セレモニーホールとして利用されていた。
1970年の王朝復帰により、再び王宮として利用される。
1980年までに区画整理が終了し、現在の王宮となる。
敷地内の施設
王宮
旧パソ・インペリアル博物館と旧州政府事務局の敷地となる建物。
ブラサンガ家
の宮殿で、旧パソ・インペリアル博物館側が住居、旧州政府事務局側が政務所となっている。
イタマラチ外宮
旧外務省跡地。
宮内省
と
新生ブラジル帝国近衛隊パソ・インペリアル
?
北側に位置し、城門を内側から囲むように城壁が有る。
城門をくぐると旧外務省跡地に
宮内省
が有り、通りを挟んで東側には迎賓館が有る。
宮内省
の西側には
新生ブラジル帝国近衛隊
司令部が有り、
パソ・インペリアル内部
?
の警備と消防防災を担当している。
宮内省
と
新生ブラジル帝国近衛隊
司令部の間の間を通ると、南側に
パソ・インペリアル
本宮に入れる城門が有るが、普段は入れない。
しかしながら、イタマラチ外宮は限定的ながら開放されており、一般観光客等に開放されている。
各殿
旧リオデジャネイロ博物館、美術館、図書館等。
ポルトガル植民地時代からの文化的、考古学的な遺産や美術品、図書を収蔵している。
管理に関しては
帝立リオデジャネイロ大学
?
が行っている。
リオデジャネイロ大聖堂
旧ノッサ・セニョーラ・ド・モンテ・ド・カルモ教会で、19世紀のリオデジャネイロ大聖堂であり、リオデジャネイロ大司教が座している。
帝室礼拝堂に指定されている、国教の南米カトリックの中枢。
また、リオデジャネイロ修道院が隣接している。
庭園
旧リオデジャネイロ植物園を中心にした庭園。
ポルトガル植民地時代から続く、ブラジルプランテーションに関わる植物学の研究施設があり、園内には多数の温室や32.000を超える文献が収蔵されている、研究センターが有る。
コーブラス島
パソ・インペリアル地区に含まれる島で、
リオデジャネイロ海軍基地
の一部。
王宮から見える位置にあり、
海洋技術総合司令部
、
新生ブラジル帝国沿岸警備隊
帝都司令部、
新生ブラジル帝国海軍陸戦隊
駐屯地、リオデジャネイロ海洋大学、総合病院等が有る。
また、
ブラサンガ家
の所有する帆船
インペラドル・ド・アトランチコスル
と高速船
プリンシア・イザベル
も停泊している。
セントラウ・ダ・マリーニャ病院
帝立総合病院。
本来は海軍病院だが、パソ・インペリアル地区内の総合病院としても機能している。
サントス・ドゥモン空港
パソ・インペリアルの
?
の南側に有る空港で、1,323m×42mと1,260m×30mのアスファルト舗装された滑走路が有る。
ガレオン国際空港
の出来る前は
帝都リオデジャネイロ
の玄関空港だったが、現在は帝室専用機や行政府専用機、
新生ブラジル帝国沿岸警備隊
帝都航空隊が使用している。