架空国家を作ろう 第2.6世界線 - スエズ戦争(アラブ戦線)
目次



交戦当事国

マシュリク共和国の戦略・作戦

戦力

  1. 40個BM-14装備ロケット砲兵師団
  2. 10個歩兵師団

準備

  1. 防御対象はダンマーム,リヤド,カフジとする.これら都市に均等に防御兵力を配置する.
  2. 国内各所に薄い鉄板を敷いた滑走路と偽Mig-21を並べた偽飛行場を満遍なく配置
  3. 国内主要都市周辺に熱源を仕込んだ偽SAMを配置
  4. サナア,ガイダ,ムカッラー,アデン郊外にはT-72などを含む偽車両とマネキンの偽戦車師団を配置
  5. 国内主要道に地雷原の看板を建てる(埋めはせずとも足止め効果を期待可能 安価かつ迅速)
  6. 防御対象と最寄りの海岸を結ぶ直線上の海岸から9km地点にBM-14ロケット砲装備砲兵師団を展開,最寄りの海岸をキルゾーンとする.ロケット砲を装填状態で砂漠に掘った横穴壕に隠蔽,横穴壕は前方をキルゾーンに向け後方も開口できる構造とし前方ならびに後方を開放後直ちに発砲可能とする.発砲は遠隔操作とする.
  7. キルゾーンを視認可能ななるべく高台(又は建物でも良い)に観測壕を掘り徹底的に隠蔽,そこから観測,有線で通報する.
  8. 市街地は道路に障害物を多数配置し通行困難ならしめると共にビルにカールグスタフM1とスコープ付きAKM(サプレッサ付き)を持った兵士を配置する.更に熱源入りマネキンとハリボテ戦闘車両をあちこちに配置する.
  9. 国内主要都市にインド兵向け店舗(ナンからソープまで)を設営,占領後開店し儲ける.

戦闘

  1. 敵がキルゾーンに入り次第ロケット砲を一斉発射, もしキルゾーン以外から敵が来たらそちらへ向けて発射
  2. 完了次第砲兵師団は全員降伏.
  3. 都市の歩兵はゲリラ戦を行い弾丸を撃ち尽くし次第降伏.

インド共和国の戦略・作戦

作戦兵力

海軍戦力
第三艦隊
2個CSGガンジス級原子力空母×1
ボーパール級ミサイル巡洋艦×2
インドール級ミサイル駆逐艦×6
ヴィシャカパトナム級フリゲート×6
シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×1
サプライ級高速戦闘支援艦×2
ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦×2
2個ESGロザイ・ドルフマン級強襲揚陸艦×1
レオポルト級ドック型揚陸艦×2
ボーパール級ミサイル巡洋艦×1
インドール級ミサイル駆逐艦×4
ヴィシャカパトナム級フリゲート×4
シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×1
サプライ級高速戦闘支援艦×2
ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦×2
ジョン・ルイス級給油艦×1
LCAC×6
2個野生の原潜艦隊シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×6
2個輸送艦隊ワトソン級車両貨物輸送艦×16
機動揚陸プラットフォーム×3
LCAC×9
60個戦力集積艦隊ワトソン級車両貨物輸送艦×10
航空戦力
参加部隊2個空母航空団
2個海兵隊航空団
各艦搭載ヘリ
海兵隊人員輸送用長距離旅客機
戦略爆撃航空団
航空機タルワールN型×96
ジータN型×48
ジータE型×48
EIA-3×16
MH-60R×182
C-2A×36
CH-53E×52
MV-22×36
ジータV型×28
空中クンバカ×120
陸上戦力
参加部隊2個海兵旅団
30個機甲旅団
40個機械化歩兵旅団

作戦内容

1.衛星による事前偵察を行い、完全に機械化された師団がダンマームに3個以上存在すると考えられる場合には作戦を中止。
2.海軍艦艇は下図の経路を通り揚陸地点へと進行する。

3.CSGは艦隊上空に常にEIA-3×4, タルワールN型×24をCAPさせておき空戦に備える。
4.上陸作戦発動前に、タルワールN型×24, ジータN型×48, ジータE型×48, EIA-3×8 によるSEAD作戦を敢行する。
5.目標地点は上陸目標地点であるダンマーム及びその周辺100kmである。
6.SEAD作戦が完遂された、もしくは発動するまでもない(敵防空部隊の存在無し)場合にはBARCAPをタルワールN型×24で行う。
7.SEAD作戦が不可能と思われる場合(敵戦力が我が方より質、量ともに過大)であった場合には艦隊は撤退する。
8.SEAD作戦が完遂、もしくは発動するまでもない(敵防空部隊の存在無し)場合には戦略爆撃機空中クンバカ120機によってダンマームに嘔吐剤の散布を行う。(41t×120)
9.嘔吐剤の散布が終了した場合、ESG, 2個輸送艦隊及び空中戦力によるビーチングを行う。2個海兵旅団を上陸させ、ダンマーム空港及び港、都市を占領する。
10.2個海兵旅団には潤沢なNBC防護装備を配布しておき、嘔吐剤への対応を行う。
11.2個海兵旅団による占領が成功した場合には60個戦力集積艦隊に積載されていた30個機甲旅団, 30個機械化歩兵旅団を1か月かけて上陸させる。
12.占領が失敗及び海兵旅団の人員損耗率が3割を超えた場合には上陸作戦は中止とし、海兵旅団を回収し撤退する。回収が不可能な場合には見捨てて撤退する。
13.主力機甲軍上陸に成功した場合には、衛星による偵察によって敵野戦軍の存在を確認。主力に向かって突進する。

判定に際しての原則

最善の相

  1. 特に記載ない場合、各軍の兵器は戦略・作戦及び地理的条件に定められた範囲で、その能力を最大限に発揮するものと判断します。
  2. 特に記載ない場合、各部隊は戦略・作戦及び地理的条件に定められた範囲で、その能力を最大限に発揮することを目指すものと判断します。
  3. 特に記載ない場合、各級司令部は戦略・作戦及び地理的条件に定められた範囲で、常識的かつ当人が最善と信じる判断を行うものと判断します。
  4. 特に記載ない場合、各部隊・各級司令部は戦略・作戦及び地理的条件に定められた範囲で、民間人への被害を回避する常識的努力を試みるものと判断します。
  5. 特に記載ない場合、各軍は戦略・作戦及び地理的条件に定められた範囲で、補給所要量を満たし得てなおかつ安全な兵站路を設定するものと判断します。

現実準拠

  1. 特に記載ない場合、戦闘地域の都市・交通等は現実に準ずるものとします。
  2. 特に記載ない場合、戦闘地域の地理・気候等は現実に準ずるものとします。

設定優先

  1. 兵器・部隊等に関する設定は、可能な限りこれを反映します。
  2. 戦闘地域の社会・経済・地理等に関する設定は、可能な限りこれを反映します。

中立原則

  1. 特に宣言のない場合、交戦当事国以外のすべての国は中立を維持します。
  2. 特に宣言のない場合、中立国は交戦当事国軍隊の領土・領海・領空の通過を拒否します。
  3. 特に宣言のない場合、中立国は交戦当事国軍隊に対する物資の補給を拒否します。
  4. 特に宣言のない場合、中立国は交戦当事国との外交・通商を維持します。

経過

開戦前夜

インド軍の展開
  1. インド軍マシュリク遠征軍はムンバイより出航、アラビア海を通ってペルシャ湾に向かった。
  2. 沿岸諸国はインド海軍第三艦隊の航行を妨害しなかった。
  3. マシュリク軍は海軍や空軍を展開せず、その他の妨害措置も取らなかった。
  4. インド軍マシュリク遠征軍は無傷の状態で、ダンマーム東方沖に到達した。
インド軍マシュリク遠征軍
第三艦隊2個CSGガンジス級原子力空母×1
ボーパール級ミサイル巡洋艦×2
インドール級ミサイル駆逐艦×6
ヴィシャカパトナム級フリゲート×6
シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×1
サプライ級高速戦闘支援艦×2
ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦×2
2個ESGロザイ・ドルフマン級強襲揚陸艦×1
レオポルト級ドック型揚陸艦×2
ボーパール級ミサイル巡洋艦×1
インドール級ミサイル駆逐艦×4
ヴィシャカパトナム級フリゲート×4
シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×1
サプライ級高速戦闘支援艦×2
ルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦×2
ジョン・ルイス級給油艦×1
LCAC×6
2個原潜艦隊シュリーナガル級攻撃型原子力潜水艦×6
2個輸送艦隊ワトソン級車両貨物輸送艦×16
機動揚陸プラットフォーム×3
LCAC×9
60個戦力集積艦隊ワトソン級車両貨物輸送艦×10
遠征軍
航空部隊
構成部隊2個空母航空団
2個海兵隊航空団
各艦搭載ヘリ
海兵隊人員輸送用長距離旅客機
戦略爆撃航空団
航空機タルワールN型×96
ジータN型×48
ジータE型×48
EIA-3×16
MH-60R×182
C-2A×36
CH-53E×52
MV-22×36
ジータV型×28
空中クンバカ×120
遠征軍
陸上部隊
2個海兵旅団
30個機甲旅団
40個機械化歩兵旅団
マシュリク軍の防備
  1. 司令部はダンマーム、リヤド、カフジの3都市を重点防衛対象に指定し、それを基準として3戦区を設定した。
  2. 司令部は重点防衛対象の死守を至上目標とし、すべての陸上戦力を注ぎ込んだ。
  3. 各戦区には戦力が均等に配備された。
  4. 水際防衛を企図し、重点防衛対象の沿岸部にBM-14ロケット砲を集中配備した。
  5. 侵攻軍を欺瞞すべく、国内各地に偽基地・偽兵器・偽看板が設置された。
  6. 市街地では道路が障害物によって封鎖され、ビルに無反動砲手や小銃手を配備し、市街戦に備えた。
  7. 海軍と空軍は展開せず、地上戦に注力した。
マシュリク軍
総司令部エルサレム(首都)
ダンマーム軍歩兵師団×3.3
ロケット砲兵師団(BM-14)×13.3
リヤド軍歩兵師団×3.3
ロケット砲兵師団(BM-14)×13.3
カフジ軍歩兵師団×3.3
ロケット砲兵師団(BM-14)×13.3

緒戦

  1. インド軍マシュリク遠征軍は衛星による事前偵察を行った。ダンマームには、旧式装備の3.3個歩兵師団と13.3個のロケット砲兵師団しか存在しない。予定通り、上陸作戦を行うこととした。
  2. 遠征軍海上部隊はタルワールN型×24, ジータN型×48, ジータE型×48, EIA-3×8による敵防空網制圧作戦を実施した。
  3. マシュリク軍のダンマーム軍は空軍を展開しておらず、有力な防空部隊も存在しない。
  4. ダンマーム市中にたてこもる歩兵師団の防空部隊は、旧式の防空装備しか持たないため、最新鋭のインド軍航空機に有効打を与えられない。
  5. 遠征軍海上部隊はダンマーム軍の防空網をまたたく間に無力化した。
  6. 敵防空網制圧作戦が完遂されたため、遠征軍は防護戦闘空中哨戒を実施しない。
  7. 遠征軍は戦略爆撃機空中クンバカ120機による嘔吐剤投下作戦を実施した。
  8. ダンマーム軍歩兵は旧式の化学防護装備しか持っておらず、嘔吐剤の被害をモロに受けた。
  9. ダンマーム軍砲兵は旧式の化学防護装備しか持っておらず、嘔吐剤の被害をモロに受けた。
  10. ダンマーム軍は戦力をダンマーム周辺に密集させていたため、ほぼすべての戦力が戦闘力を喪失している。
  11. 遠征軍は嘔吐剤投下に終始したため、物理的打撃を与えられない。
  12. ダンマーム軍の戦力及び指揮通信系統は物理的に健在である。ただ、兵士が動けぬ現状においては、その事実は意味をなさない。
  13. 遠征軍海上部隊は敵戦力が無力化されたと判断し、2個遠征打撃群・2個海兵旅団による上陸作戦を敢行した。輸送艦隊と航空部隊がこれを支援した。
  14. ダンマーム軍砲兵部隊はロケット砲による水際防衛を企図していたが、混乱状態にあり、効果的な抵抗ができなかった。
  15. 遠征軍は偵察衛星を有している上に、圧倒的な航空優勢のもとで入念な偵察を行うことができた。そのため、ダンマーム軍による欺瞞は意味をなさなかった。
  16. 遠征軍海兵隊はダンマーム市中に突入した。この部隊は最新式のNBC防護装備を有しており、嘔吐剤が充満する市中でも自由に行動できる。
  17. ダンマーム軍歩兵部隊は市中に潜み、ゲリラ的抵抗を企図としていたが、混乱状態にあり、効果的な抵抗ができない。
  18. 遠征軍海兵隊は2個旅団に過ぎないが、最新装備を有する精鋭で、偵察衛星と航空部隊から正確な情報を提供されていたため、敵の指揮通信系統に効果的な打撃を加えることができた。
  19. 遠征軍の艦艇部隊と航空部隊は、火力をもって援護した。
  20. 遠征軍海兵隊はダンマームの空港・港湾・市街地を制圧した。
  21. ダンマーム軍はダンマーム市周辺にほぼ全戦力を投入していたため、ダンマーム市の喪失は組織的抵抗力の喪失と同義であった。
  22. 当初計画を達成した遠征軍は、本格的な兵力輸送を開始。輸送担当部隊は60個戦力集積艦隊、30個機甲旅団と30個機械化歩兵旅団をダンマームに上陸させる。
  23. 激しい戦闘が生じなかったため、ダンマームの空港と港湾は無傷に近く、運用に支障はない。
  24. ダンマーム国際空港は世界最大の空港、ダンマーム港はペルシャ湾岸屈指の大港湾であるため、収容能力は十分である。
  25. 遠征軍の兵力輸送は予定通り、1か月で完了するものとみられる。
  26. カフジ軍とリヤド軍は守りを固めている。
  27. ダンマーム軍残存勢力は抗戦を断念し、インド兵向け店舗(ナンからソープまで)の経営に専念した。
結果
インド軍マシュリク軍
戦果ダンマーム市を制圧インド兵向け店舗の売上金
損害1個海兵旅団未満3.3個歩兵師団
13.3個砲兵師団
備考損害の大多数は捕虜である