架空国家を作ろう 第2.6世界線 - サンパウロ市
サンパウロ市
基本情報
新生ブラジル帝国
地方サンパウロ州?
面積1,521.1km2
総人口約1,203万8千人
人口密度7,913人/km2
隣接都市



概要

新生ブラジル帝国サンパウロ州?の州都。
新生ブラジル帝国経済と文化の中心地であり、新生ブラジル帝国のみならず南米最大の都市でもある。
市街地には高層ビルが、郊外には多くの工場が立ち並ぶ大都会で、都市圏人口まで合わせると、人口は2,060万。
平均収入もブラジルで最も高く、2009年には個人所有のヘリコプターとヘリポートの数が世界一になっている。
イタリア系やポルトガル系、スペイン系、ドイツ系、シリア系、レバノン系、ユダヤ系、日系の人口が特に多い。
内陸に位置する為に、南方60kmの位置に在るサントス港を外港にしている。

歴史

サンパウロ市の起源は、1554年にサン・アンシエタが創設した宣教村である。その後人口はゆっくりと増大し、1565年にはサンパウロ市が創設された。
しかしサンパウロは内陸に位置し、本国ポルトガルとの連絡に不便であった為に、サトウキビ農園なども立地せず開発が遅れていた。

17世紀に入ると南米奥地探検隊の拠点となり、主に奴隷貿易を主産業に栄え始める。
しかし17世紀末に北方のミナスジェライス州?に金鉱が見つかると、金山に来る山師たちと奥地探検隊たちの間で対立が悪化し、1708年にはエンボアーバ戦争が勃発する。
結局サンパウロ市は敗れ、ミナスジェライス州?の開発権を失った。しかし、サンパウロの開発方向はその間も西へと向かい、ゴイアス州やマトグロッソ州方面の開発拠点となって行き、1711年には正式に市に昇格した。

19世紀にはサンパウロ市は国内でも大きな都市となっていたが、この時期のサンパウロ市は未だ一地方都市に過ぎず、帝都リオデジャネイロとは比べ物にならない小さな都市であった。
しかし19世紀前半、帝都リオデジャネイロ周辺で行われていたコーヒー栽培が、地力の消耗などにより衰退し、コーヒー栽培がサンパウロ州?をに移ってから状況が好転する。
元々サンパウロ市の気候と土地はコーヒー栽培に適しており、産業革命の後押しにによってヨーロッパで嗜好品であるコーヒーの需要が爆発的に増加した為に、サンパウロ市はコーヒーの集散地として急速に発展を遂げたのである。

1867年にはサンパウロと外港サントスとの間に鉄道が開通し、コーヒー経済はさらに拡大していった。
20世紀に入ると、サンパウロ市58万人まで増加する。
しかしコーヒーブームに沸くサンパウロでは、労働力が不足していた為に、奴隷制度では存続が難しくなる。
そこで労働力としての移民の導入が始まり、イタリアなどから移民が始まった。
移民は船が着くサントス港から列車でサンパウロ市まで移動し、ここで各地の農場へと割り振られて行くこととなるが、中にはこの街にとどまるものもおり、また市外の農場へ入植した者達も、サンパウロ市へと戻ってきた為、サンパウロは移民が世界中から集まる街となり、国際化が進む。

1908年には、最初の日本人移民船笠戸丸がサントス港に到着する。
その後も続く日本人移民はサンパウロ州を中心に定着し、やがてサンパウロに日本人街を形成した。

第2次世界大戦を経て、帝都リオデジャネイロの人口を超えブラジル最大の都市となる。
「ブラジルの奇跡」と呼ばれた高度経済成長期には、日本やドイツなどからの外国企業の進出が相次いだ。
1974年には地下鉄1号線が開通し、1985年には近郊にグアルーリョス国際空港?が開港、21世紀においてもブラジルの経済を引っ張る存在である。

立法

条例

行政

経済

2014年の都市圏GDPは4,093億ドルで世界15位、南米では首位。
新生ブラジル帝国最大の都市で、南米大陸の経済・流通の中心地であるサンパウロ市には、シーランド帝国日本国スペイン王国等の大企業や金融機関などが多数進出しており、日本人街近辺や新ビジネスエリアにはこれらの企業のオフィスが集中している。

また、郊外に点在する工業団地には、内外の大企業の自動車やコンピュータ、家電製品の工場が立ち並び、メルコスール加盟後の好調なブラジル経済を反映して活況を呈している。また、市内には数多くのショッピングセンターや大規模スーパー、コンビニエンスストアなどが立ち並び、消費トレンドの面でも新生ブラジル帝国のみならず中南米の経済をリードする存在である。

サンパウロ証券取引所

サンパウロ証券取引所は中南米最大の取引高を誇っており、特に21世紀に入ると海外からの投資の増加を反映して活況を呈している。

社会問題

市内を流れるピニェイロス川とチエテ川の汚染や、自動車の排気ガスや工場の排気による公害、100万人以上が市内に点在するファベーラに住んでいるといわれる都市型貧困とそれに起因する犯罪の増加、市内中心部の慢性的な交通渋滞などが深刻な社会問題となっている。治安はとても悪い。
また、州都第1コマンドの本拠地でも有り、2006年には幹部の逮捕から始まる一連のテロにて都市機能が4日間停止した。
市内はほぼ全域が犯罪多発地域なので、外国人は特に注意が必要。

文化

国際美術展覧会や各種展覧会が定期的に行われる他、市内にはサンパウロ美術館?を始めとする多数の美術館が点在する。
まサンパウロ市立劇場やイビラプエラ公会堂をはじめとする多数の劇場やコンサートホールがあり、新聞やテレビ、雑誌などの報道機関の多くが本拠を構えることもあり、国内のみならず世界各国のアーティストが公演に訪れる。

スポーツ

サッカーとモータースポーツが盛ん。
かのモータースポーツの英雄、アイルトン・セナ?の出身地でもある。

交通

市内

バス路線
路面電車
地下鉄

市外

長距離バス
長距離鉄道

空港

コンゴーニャス空港?
グアルーリョス国際空港?
ヴィラコッポス国際空港?

観光

サンパウロ美術館
国際美術展覧会
パウリスタ博物館
日本人街
ブラジル日本文化福祉協会
日系移民博物館
イビラプエラ公園
パヴィリオン・ダ・ビエナール
バンデイランテスの丘
モルンビー・スタジアム
パカエンブースタジアム
インテルラゴス・サーキット
アイルトン・セナの墓
ブタンタン毒蛇・毒グモ研究所
サンパウロ競馬場
アクリマソン公園
カーニバル
コパン・ビルディング
ルス駅

友好都市・姉妹都市