架空国家を作ろう 第2.6世界線 - コペンハーゲン工科医科大学
コペンハーゲン工科医科大学
種別指定研究大学
設立年1872年3月4日
学長ノーマン・シュワルツコフ
工学部長ホルミル・リッチモンド
医学部長ジミー・スティングレイ
職員数810名
学生総数2,773名
所在地エーレスラント連合王国
シェラン特別区コペンハーゲン
キャンパスカストルフキャンパス
マルメ食品工学キャンパス
略名工科医大

概要

エーレスラント屈指のエリート校とされ、一般学力選抜試験で最難関グループに分類されている。フレンツ・オイゲン工科大学、王立数理院?に並ぶエーレスラント最高峰の理系単科大学に位置付けられる。定員は工学部300人、医学部100人の計400人で、コペンハーゲン大学(7学部16学科、定員8200人)やオスロ大学(11学部18学科、定員9000人)などの総合大学と比べると極めて学生数は少ない。一方で、学士院正会員の100名のうち21名が工科医大出身者であり、ノーベル賞受賞者は9名と非常に優れた実績を示している。ストックホルム教育総合研究所が発表している世界大学ランキング?において、総合ランキング6位、理工学分野で4位にランクインしている。また、エーレスラント国内で唯一、工学部の選抜基準が医学部の選抜基準を上回っている大学でもある。

歴史

1872年:アダム・ヨハンセンが本学の前身にあたるコペンハーゲン技術学校を設立
1880年:燃焼機関科が新設される
1892年:ゴトランド紛争によって野戦医学を修めた人材供給を政府が養成。外科医学科が新設される
1900年:新大学法により王立コペンハーゲン技術大学に改称
1908年:医学部が独立。王立コペンハーゲン工科医科大学に改称
1918年:電気工学科出身のロイ・イェールがノーベル物理学賞を受賞。工科医大初のノーベル賞受賞者となる。
1922年:原子核工学専攻のタロス・シュワイツシルトがノーベル物理学賞を受賞
1932年:エーレスラント統一政府が学校法を制定。コペンハーゲン工科医科大学に改称
1940年:医学部出身のヘルマン・ニーレンバークがノーベル医学賞を受賞
1955年:優れた業績を挙げている大学に非競争的資金を投入する指定研究大学制度が施行。指定研究大学に選定される。
1967年:医学科一年次の留年率が30%を超え、共同授業が廃止される。この決定はOBたちの猛烈な反発を招き、1970年にはもとの制度に戻されている。
1985年:医学科に合わせ、留年全再履制度が工学部にも導入される。平均修業年数が4.5年を超え、工学部学生の過半数が一回以上の留年を経験していることが明らかになった。
1994年:衛生省の医学部改革により、全国の大学の医学部定員が15%減少。医学部人気が跳ね上がり、一時的に工学部の選抜基準を上回る。
2002年:ジェシカ・アンソン、ロザイ・ドルフマンがそれぞれノーベル医学賞を受賞。ニコラス・フィリップがノーベル経済学賞を受賞する。
2003年:世界大学ランキング1位に選ばれる
2006年:ニコラス・フィリップが学長に就任。金融工学専攻が新設される。
2010年:医学部博士課程創薬専攻が新設される。
2011年:医学部医学科に現国王エルマが入学。(当時は第一王女)
2015年:修士課程天然物化学専攻のアンドレア・シスチンがノーベル文学賞を受賞。史上初の論文による文学賞受賞となった。
2018年:ノーマン・シュワルツコフが学長に就任

評価

高校生や受験生の間では、ロッテルダム芸術大学と並べて「西の芸大、東の工科医大」と変人が集まる大学として評価されている。人物評価は極めて高く、企業連合へのアンケートから作成したい積極的に採用したい大学ランキングでは6位を記録した。

入試・教育

一般学力入試
全学部全学科共通の入試が行われる。統一学力試験、二次学力試験、問題解決試験、面接が行われる。難解な整数論や複雑な遺伝子発現理論についての問題なども出題され、志望学科に関わらず一定以上の成績を収めなければ合格できない。工科医大の合格最低点は最難関の工学部電子工学科でも42%、医学部保健衛生学科では23%と、極めて低い。典型的な難問寡答形式だが、卒業生は口を揃えて「難解ではあるが、複雑ではない」と評価している。
1年次の共通カリキュラム
一年次は工学部と医学部の合同授業が行われる。医学部であっても熱力学、量子化学、初等解析学、線形代数学は必修で、工学部でも生物学、生理学、医療統計が必修となっている。
転科
アドミッションポリシーにおいて「医師と技術者の両方の素養がある者を選抜する」と掲げている通り、一定の成績要件を満たせば比較的転科は容易である。医学科への転科について厳しい規制体制を敷いている衛生省も、工科医大内部の転科については比較的寛容である。

キャンパス

工学部生と医学部1〜4年生が学ぶコペンハーゲンの総合キャンパスと、工科医科大学病院に隣接する医学部研究棟、工学部原子核工学科のローゼンボーキャンパス、食品工学科のマルメキャンパスなどがある。

学生生活

毎年6月中旬に学祭として工医祭が開催される。同時期に近隣のコペンハーゲン大学やシェラン公立大学の学祭が重なるため、ほとんど注文されない。

著名な卒業生

エルマ:現国王