架空国家を作ろう 第2.6世界線 - クウェート侵攻
クウェート侵攻
時:皇歴26年(1993年)1月22日〜皇歴33年(2000年)5月8日
場所:クウェート沿岸部からその内陸部
結果:シーランド帝国の勝利
交戦勢力
シーランド帝国クウェート
指揮官
ライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンジャービル・アル=アフマド・アル=ジャービル・アッ=サバーハ(ジャービル3世)
ライアン・フィッツジェラルド=ド・タウンゼントシェイク・ファハド・アル=サバーハ
兵数(1993年時)
80,00016,000
兵数(2000年時)
120,0004,000
損害
20,50011,000(軍人)
約300,000(民間人)



背景

シーランド帝国侵略戦争の標的にクウェートを選んだ。石油資源が豊富に存在し且つ小国という事もあり占領は楽と判断したためである。皇帝ライオネス・ロバーツ・ペンドラゴンは従属を迫ったが当時の首長ジャービル3世はこれを拒否。ライオネスはこれを大義名分に掲げて侵攻を開始した。

経過

第一次強襲上陸

シーランド帝国は8万の軍勢を艦隊に護衛させクウェートへと向かった。一方のクウェートはペルシャ湾に入れないためにホルムズ海峡で待ち構えていたがホルムズ海戦で全滅した。その後空母艦載機による沿岸部の爆撃と都市部への攻撃を行った後に上陸を開始した。先遣隊約1万は大した抵抗も受けずに上陸を行い拠点の確保を行った。そして第二陣二万も上陸しクウェートにおける両軍の数は一気に覆った。帝国軍はそれ以降の軍を待つことなく侵攻を開始。各所で抵抗するクウェート軍を蹴散らしながら首都へと迫るがそこへ本国からの撤退命令が届く。ブリテン島で第三次ブリテン戦争が勃発したため鎮圧する為に軍を招集したのである。結果シーランド帝国は撤退を開始したがそれを突く形でクウェート軍が奇襲をかけてきたのである。先遣隊三万は半数以上の死者を出しクウェート本土から完全に撤退した。しかし、クウェートはシーランド帝国側の事情を知らなかったため自分たちで撤退に追い込んだと勘違いしこれが後の破滅へとつながっていく。

第二次強襲上陸まで

シーランド帝国はクウェートから完全に撤退し休戦協定の締結を求めた。内容はクウェートに譲歩したものであった(賠償金の即時支払いや武器などの供与、貿易の見直しなど)がシーランド帝国を自力で追い払ったと思っているクウェートは何と降伏を呼び掛けた。ライオネスはこれに怒りクウェートとの交渉を打ち切り徹底抗戦を選んだ。その一環として艦隊を再びクウェートに派遣し空母艦載機や艦砲射撃による沿岸、内陸部の破壊を開始した。沿岸部は砲撃により地形が変形しクウェートの首都クウェート市は郊外に至るまで更地へと変えられた。更に石油採掘所への爆撃やその他都市部への攻撃も行いクウェートにあるものを徹底的に破壊しつくした。この行動は約六年に渡り行われクウェートは国家としてほぼ崩壊状態にあった。

第二次強襲上陸

第三次ブリテン戦争が終結に向かいつつあった2000年五月にシーランド帝国は再度の強襲上陸を開始した。この時にはクウェートに抵抗する力は残されておらず上陸したシーランド帝国軍が拍子抜けするほど簡単に全土を占領した。しかし、爆撃や砲撃で吹き飛んだ死体がその辺に放置されている状態であったため兵の一部がPTSDになったり感染症と鳴ったりするなど直接の戦闘より被害を出した。そして旧石油採掘所で震えていたジャービル3世を捕縛した事でクウェートは完全に降伏した。

影響

シーランド帝国が六年に渡って破壊したためクウェートは瓦礫の国へと姿を変えていた。また、無差別爆撃のせいで民間人にも多大なる被害を出しており人口は一気に減った。その為クウェートを手に入れたシーランド帝国は最初にインフラや都市の再建から始める事となった。

戦略