3軍集団、12軍、10軍団、10師団を基幹戦闘部隊とする。5個師団で1個軍団、4個軍団(20個師団)で1個軍となり、都合600個師団が陸軍の総戦力となっている。独立している10個師団は
特殊戦部隊?であり、残りの590個師団は6系統に分類される。
- 機甲師団:戦車と機械科歩兵、機械化砲兵を中心に構成されたRobust部隊。東部軍を中心に合計105個が配備されている。絶大な戦術機動力と打撃力を活かし、正規軍の正面戦力に対抗する能力を発揮する。
- 工兵師団?:戦闘工兵を集中運用する部隊。機甲部隊の前衛や陣地設営などに利用できるユーティリティ部隊である。機甲師団に準ずる機動力を有し、必要に応じて機械化砲兵や戦車に対する補給任務にも対応できる
- 歩兵師団?:ヘリボーン軽歩兵を運用する師団。1個師団に250機のヘリコプターまたは垂直離着陸輸送機が配備されており、極めて高い戦略機動性を発揮する。訓練部隊を除く全ての部隊が完全な全天候作戦能力を有することで知られており、夜間浸透やFBEAを超越した空挺作戦もしばしば行なわれている。
- 砲兵師団?:1988年に編制された第802師団が最初の砲兵師団である。35個の砲兵師団は全て東部軍に配備されており、全般支援を受け持つ。1個師団は160門の自走榴弾砲と80門の長距離ロケット発射機を持ち、独立した目標捜索大隊、偵察大隊、観測大隊を有したスタンドアロン打撃力として利用できる。ベルリン弾薬ストレージには895万発の6インチ砲弾や、228万発の14インチロケットが保存されているが、全力射撃を行った場合、10日で備蓄が尽きるとされている。
- 戦域高射・電子戦師団?:2010年から新設された戦域防空部隊。長距離SAM『レイブン4?』およびその射撃管制レーダー、ESM、ECMなどを運用する。3個防空旅団を基幹に、電子戦旅団と信号情報旅団、識別大隊、電磁波位置評定大隊、電子妨害大隊などの情報支援部隊が付属する。