インペリアル・TVでは報道する情報をそのまま信じる視聴者が多い事に懸念を感じていた。もし、間違った報道をしてそれをそのまま信じられたら大変と考えておりそれを直す方法を考えていた。普通に言っても効き目は薄いと感じておりそこで思いついたのが皇帝死亡というビックニュースを用いた報道だった。この報道はインペリアル・TVの関係者でも上層部のみで進められ報道二日前に社員に教えられ緘口令が敷かれた。そして4月1日、ニュースの途中で皇帝死亡の速報が流された。ニュースキャスターも一瞬固まり焦ったような声で読み上げた他スタッフの慌てた声を入れることでこれを信じる者が続出した。ロンドニウムに住んでいる者は半信半疑だったがそれ以外の地域は大混乱に陥った。中には同じブリテン島に駐屯している
シーランド帝国軍が確認の為にロンドニウムにやって来るほどだった。この報道は約半日かけて行われた後社長以下重役がスタジオに現れネタ晴らしをして謝罪するという事で嘘という事がようやく判明した。