架空国家を作ろう 第2.6世界線 - インペリアル・TVによる皇帝死亡の嘘ニュース

概要

2021年4月1日にインペリアル・TVが速報で流したニュース。かなり手の凝った内容でスタジオでもスタッフの慌てる声が聞こえてきた為視聴者に信憑性を持たせシーランド帝国を混乱に貶めた。

詳細

インペリアル・TVでは報道する情報をそのまま信じる視聴者が多い事に懸念を感じていた。もし、間違った報道をしてそれをそのまま信じられたら大変と考えておりそれを直す方法を考えていた。普通に言っても効き目は薄いと感じておりそこで思いついたのが皇帝死亡というビックニュースを用いた報道だった。この報道はインペリアル・TVの関係者でも上層部のみで進められ報道二日前に社員に教えられ緘口令が敷かれた。そして4月1日、ニュースの途中で皇帝死亡の速報が流された。ニュースキャスターも一瞬固まり焦ったような声で読み上げた他スタッフの慌てた声を入れることでこれを信じる者が続出した。ロンドニウムに住んでいる者は半信半疑だったがそれ以外の地域は大混乱に陥った。中には同じブリテン島に駐屯しているシーランド帝国軍が確認の為にロンドニウムにやって来るほどだった。この報道は約半日かけて行われた後社長以下重役がスタジオに現れネタ晴らしをして謝罪するという事で嘘という事がようやく判明した。

批評

賛否両論である。情報をきちんと精査して欲しいという事が分かったが扱う人物を間違えているという批判の声もあり実際インペリアル・TVには抗議の電話と押しかけが殺到し一時閉鎖される程。一方で扱われた本人であるウィリアム・ロバーツ・ペンドラゴンはこの事に関して特に怒ってはおらずむしろ「臣民達が感じているインペリアル・TVの信憑性の高さを改めて知れた」と言っておりインペリアル・TVのこの行いを黙認した。扱われた本人が気にしていない事もあり何も起こらなかったがこれ以降爆破予告や窓ガラスが割られるなどの嫌がらせが続くこととなった。