架空国家を作ろう 第2.6世界線 - インド共和国のデータリンク一覧

概要

このページはインド共和国軍で採用されているデータリンクのすべてを書き記すものである。
必要に応じて追記されていく。
またすべてのデータリンクは神聖アメリゴ連合帝国との共同開発となっている。

戦術階梯

共通

インド戦術データリンク
戦術階梯での情報共有に使用される。やり取りされる情報は、砲兵支援要請の座標情報、敵の位置情報や武装及びその残弾状況、指揮統制に関する情報、敵味方識別情報等である。同時にこのデータリンクに参加できるユニット数は旧世代のデータリンクと比べて飛躍的に向上しており、見通し線内に居る300〜1000までのユニットが参加することが出来る。その大容量かつ高速通信によってサブミリ秒レベルのリアルタイムな共通戦術共通図の作成が可能で、迅速な状況把握に寄与している。衛星を使用した通信も可能で遠距離通信にはこれが用いられる。

陸軍

戦域防空データリンク
旅団・師団レベルの防空情報を伝達するためのシステム。師団/旅団配属の地対空ミサイルシステムや防空部隊と前線陸軍部隊及びAWACS/AEWや戦闘機等のセンサー情報を射撃管制レベルでやりとりし、防空システムが捉えていない目標であってもデータリンクの情報をもとに遠隔交戦が可能になる。前線部隊に強固な防空の傘を提供することが可能になる便利なデータリンク。使用周波数帯はUHF/HFでUHF帯使用の場合は見通し線内通信であるもののHF帯使用時には見通し線外通信も可能。
小隊統制射撃データリンク
インド機甲部隊に小隊単位で搭載されるデータリンク。高度に装甲化された目標に対して使用されるもので戦車小隊の砲火力を同時に同じ位置に着弾させることで硬い装甲であっても破壊することを可能にするもの。その特性上遠距離での通信は不可能であるが小隊レベルで運用されるため問題はないと判断された。
航空支援要求データリンク
前線部隊が航空支援を要請するために使用されるデータリンク。

空軍

HiSADL(High Speed Advanced Date link)
戦闘機やAWACS/AEW、爆撃機などの間で利用されるデータリンク。特徴は高画質の映像をリアルタイムで送信できるほどの高速通信と低被検知性を両立し、第五世代戦闘機のステルス性を損なわないままに友軍機との通信が行える点である。
もちろん第四世代機やAWACS/AEWとの通信も可能で、AWACS/AEWや友軍戦闘機から受け取った情報から遠隔交戦できる。また、逆に自機が武装を使い果たしたのちに自機のセンサーデータを友軍機に共有することで疑似的なAEWになることも可能。使用バンド帯はKバンド。また、マルチスタティックレーダーによるアンチステルス機能の支援も可能。

海軍

CEC
正確に言うとデータリンク自体の名前はDDSだがこっちの方が通りが良いのでこっちにする。
基本的にはアメリカ海軍が採用しているものと同一だが細かな点で差異が生じている。
情報処理装置の発展やインド戦術データリンクなどを活用することで情報を各艦で分散処理することが可能になり、抗堪性が向上している。
それだけでなく、BMDに関する情報精度の向上やマルチスタティックレーダーの精度向上等の恩恵が受けられる。
またCECやインド戦術データリンクによりNIFC-CA構想をより高い次元で実現することが可能になった。
見通し線内外を問わずしてキルチェーンの構築が可能なため、非常に柔軟に海軍力を投射することが可能になった。

作戦階梯

陸軍

GOCS-A(Global Operation Control System)
陸軍において主に作戦階梯で使用されているC4Iシステム。主に軍・軍団規模での通信システムとして使用されており、共通作戦状況図の生成を主な目的としたものである。アメリカ等で使用されているGCCSシステムと類似している点はあるものの、昨今の技術革新を反映し、リアルタイムで共通作戦状況図を生成できる能力を有している。有線、地上通信局、通信衛星システムが通信を担当しており、高い抗堪性と通信速度を実現している。

海軍

GOCS-N
海軍において作戦階梯、つまり艦隊レベルでの作戦統制を担当しており、共通作戦状況図(COP)の生成を担当している。以前は10秒間隔で更新されるニア・リアルタイムの物であったが、サブミリ秒単位で更新されるリアルタイムデータリンクとなっている。衛星、艦艇、航空機が通信ノードとしての役割を担っており、抗堪性と通信速度を両立している。

空軍

GOCS-A
空軍における作戦階梯の通信を担当している。航空軍単位での運用がなされている。空軍での共通作戦状況図の作成は命運を左右するため重要視されている。衛星・航空機・地上通信局が通信ノードとして通信を中継している。抗堪性と通信速度の両立が図られている。

海兵隊

GOCS-M
海兵隊における作戦階梯の通信を担当している。海兵隊においてはOODAループの回転速度が重要であるために独立した軍ではないにもかかわらず独自のC4Iシステムが配備されている。他三軍の例に漏れず高い抗堪性と通信速度を誇っている。衛星・艦艇・航空機・地上通信局等がC2ノードとして知られている。

戦略階梯

GSCS(Global Strategic Control System)

全軍を全地球において統制するために用いられる戦略階梯のC4Iシステム。首相及び国防相が所属するインド軍最高司令部に接続されており、俗に言う"核のスイッチ"がこのシステムによって管理されている。高い機密性及び抗堪性が求められているため、通信速度は低くなっている。